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キャリアコンサルタントでもキャリアに悩む

さて、私事なのですが(まあいつも私事ですけども💦)またキャリアに悩んでいます。

189の電話相談員の求人があったんですね。

189は児童相談所の虐待相談専用ダイヤルなので、この仕事をすることで、児童福祉の実務経験になります。

そうすると、私の場合あと3年で「こども家庭ソーシャルワーカー」の受験資格が得られるんですよ。

こども家庭ソーシャルワーカーは、精神保健福祉士、社会福祉士でも2年の実務経験、保育士でも4年の実務経験がなければ受験できない資格です。

※令和5年3月14日公表の資料で、単なる実務経験ではなく、「こども家庭福祉に係る」などの詳細が公表されていましたのでご確認下さい。

出典:厚生労働省

電話相談員自体は、フルタイムではないし、夕方から夜などの時間帯も選べる(189は365日24時間開設)し、勤務時間も4時間〜でフレキシブル。社労士の行政協力(労基署での相談業務など)より、両立はラクです。なので、こども家庭ソーシャルワーカーを取りに行くこともアリっちゃアリ。

じゃあなんで悩むの?だって、私はエンパワメント派(オーダーメイド派)なんですよ。既にご紹介したように、福祉は「レディメイド」。私は、福祉を「最善手」と信じることができるのか。そこがジレンマです。

上記の資料でも、「公認心理師が完全に構想外」なのは、「心理」と「福祉」の違いからくるものなのかもしれません。

福祉を「最善手」と信じるお話は↓でどうぞ

社内でキャリコンをされる方も、同じかもしれません。

自分の考えるキャリコンの理想と、会社の「社内キャリア相談室」の構想は違うことも多々あります。

あなたは、「従業員のキャリアを考えたい」と思っていても、経営者(そして時にはクライエントである従業員)が「リストラ事業」と捉えているかもしれませんよね。

だから

「キャリアコンサルタントがキャリアに悩む」

これを否定的に捉える人がいるのは、とっても不思議です。

相続専門弁護士だって、自分の相続をどうするかは悩むでしょう。

税理士だって、自分の節税に悩んでいるはずです。

社労士だって、自分の事務所の労務に悩むことは珍しくありません。

FPだって、自分の保険に悩むんじゃないでしょうか。

「キャリアコンサルタントが自分のキャリアに悩む。」

当たり前ですよね。

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