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【エビデンス・運動療法編】これを機に引き出しを増やし、治療成績を上げる!No.1〜No.3

第4弾!!!!!!

理学療法士のシータです☀️


早速ですが、

これまてのnoteでは、



第1弾〜2弾
ストレッチに関するエビデンスを集約しました(^^)



第3弾
マッサージの法則原則手順についてまとめました
(^^)



で、今回の内容なのですが、




臨床において、




色々勉強しているが、結局代わり映えのない運動療法をしてしまっている……………
運動療法に関する論文を読んでも、なかなか実際の臨床で使えてない…………
論文の写真だけでは詳細が分からない…
論文の内容を理解しているが、いざ臨床になるとそれが引き出しとして出てこない…



この様な疑問はありませんか???

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論文を読んでいる方で、実際に臨床で応用出来ていない方は、

この様に悩まれてる方、多いのではないでしょうか?



そこで、


私は、twitterにて


運動療法について、


この様に解説をしています。



私は、

この投稿だけで、フォロワーの方々は臨床に汎化出来ているのか?


と疑問になっていました。

また、以下の様な疑問も浮かぶと思います。


対象は?

股関節伸展の角度は?

股間節の内外転や回旋の規定は??

他の筋の結果はないのか?

などなど……。

正直twitterの文字数制限がある中では、全てを説明することは困難です🙇‍♂️





なので、



今回の内容をまとめると、




☀️☀️運動療法に関する論文を読解し、
twitterでは説明しきれない部分を解説し、
方法を写真を用い明確にしていきます☀️☀️

私見も少々交えながら(^^)





今回は3つ!

運動療法をご紹介します。

まずは、これら3つを確実に理解し、実践するところから、臨床を変えて見ませんか((^^)??




ではでは!!

エビデンスを使っていきましょう!



【No1】股関節の複合運動により梨状筋活動を高める方法




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そもそも、梨状筋について、どの様にお考えでしょうか??

外旋6筋の1つで、小さい筋肉。

・梨状筋症候群??

・硬くなりやすい??

・股関節の角度変化で作用が変わる??

などなど…



色々とあるかと思いますが、今回は

梨状筋の機能を高める

運動療法について。です。



その前に、

梨状筋の機能って???

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と思われる方も少なくないと思いますので、



少し梨状筋の機能に関してのバイオメカニクスを考えましょう。



梨状筋を初めとする深層外旋六筋は、大腿骨の転子窩に付着しますので、大腿骨頭を寛骨臼に押し付ける(求心位)作用を有しています。


つまり、

運動時の股関節安定化に大きく寄与しています


他にも、股関節屈曲の主要な制限ともなります。

これらの機能があるわけですが、



逆をいうと、梨状筋を初めとする外旋六筋に筋力低下があると、


股関節が不安定になり、屈曲や内旋の可動域制限の原因になり、痛みを起こしたり、
歩容の崩れに影響を及ぼしてしまいます。


…よって、簡単ですが、

梨状筋の筋力改善は重要ですね(^^


では改めて


今回は運動療法をお伝えしますので、

股関節の安定化


に主眼を置いていきます!!




本題に入ります^ ^



をまずは臨床に汎化していきます。

一般的には梨状筋の作用は

【股関節の外旋】

だといわれていますよね。

この研究では、

7種類の股関節運動を行い、梨状筋活動を筋電図にて測定しました。





①側臥位股関節外旋

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