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プレゼントは受け取る側にとって、常に贈り物である事は限らないよって話


私は今までたくさんの人から、カタチのあるものないもの問わず、沢山の施しやプレゼントを貰って、お陰様で。
だからこそ今の私があるんだな、と痛感する出来事と、
その出来事が無くても、日々、最愛の妻と家族、その他友人含む、様々な人達から受ける少しの優しさに気づき初めた毎日を送っている。

今回は、
その優しさ=プレゼントと定義して(しかし、実際のマテリアルも含む。カメコで言うレイヤーさんへの差し入とか……)が常に自分にとって(あるいは相手にとって)良いものであることは限らず、モノは良いものなのに、自分の受け取る側の状態によっては身に余るモノだった時の、私が経験した話をしようと思う。

プレゼントが常に嬉しいものだったらどんなに良いか…





私は去年、うつ病・適応障害の診断を受け、半年の休職を経て職場に復帰、復帰して最初の3ヶ月は現場(最前線)から一歩引いたところで職務を遂行、後の3ヶ月は少しずつ現場に戻り、
そして、私の上司の働きかけのおかげで、今年の春から部署異動となり、
現在は、去年の状況が嘘のように、しかし比較的に、安定したワークスタイルを確立しつつある。

鬱の時の話はまたいつか。




1年前の私は、日々の膨大な業務量に忙殺され、そして出来の悪い部下の尻拭いをし、こちらに関心の無い先輩に恐る恐る仕事の相談し、それでも自チームの目標達成に向けて全力で働いてた。

ガチでコレ。机の上の書類が減らない


そんな労働者生活を、もう10数年していたので、
めちゃくちゃ疲れていると、
仕事のストレスを家に持ち込み、妻にツラく当たり喧嘩したりとか、
日々の失敗を悔やんだ結果、自暴自棄になったりとか、
家族に会えば、次々と降り掛かってくる面倒な案件に更に忙殺され、また荒れたり。
そして、それらを後悔して、
それらを消すかのように(消えることは無いのに)
ストロングゼロを2本、いやもうひと声と、酒を飲んで寝る等のルーティーンを嫌々行っていたし、
昼間と夜間は手っ取り早く腹を満たすため、
二郎系ラーメンを、週2、酷い時は週4で暴食の限りを尽くしたし、
それが、アラサー既婚者、無能で愚鈍でブサイクな高卒労働者の私にとって
ふさわしい生活なんだと当時は本気で思っていた。

※個人的に、ストゼロは200円以下で人間を堕落させるゲートウェイドラッグ。早く規制すべき。アルコールに限らず、嗜好品の正しい楽しみ方、アルコールの恐ろしさについては、また今度、まとめてnoteに書く予定。乞うご期待!


ついには、
高いところ行くたびに、ここから落ちたら、この世から解放されるのかなとか、
妻と喧嘩する度に、自分の父がした時のように、全て投げ出して失踪したい願望が強くなり、
電車に乗れば、流石に飛び込むような事は考えなかったけど、車両の中で割とデカめな事件を自分が起こせば、例えば違法薬物に手を出せば、
塀の中で少しは健康的で文化的(それでいて刺激的!)な生活が送れそうだなと、本気で、一瞬でも思う頻度が増えていたが、
しかし、私のような無能で愚鈍で、別に誰がやっても変わらないような労働者が、日々疲れた時に思う、当たり前のことなんだと、当時は本気で思っていた。



流石にこの状況を重く見た私の友人は、
1年間ずーっと、私にメンクリに行け!(ドンッ とか ……!

(メンクリに行かないで)何やってんだお前ェっ!!! ドン!

メンクリ行かないなら友達やめるよ!
(ここまでは言われてないが、しかし、当時の私にはそう思える程の本気度)の勢いで、私を精神科に受診するよう勧めてくれた。


※メンクリ行こうか悩んでる方へ。今すぐこのnoteを閉じて、手元に持っているその、超ハイスペック板か、まな板か知らないけど、近くの精神科検索して、初診受け入れている所に電話して下さい。まだ間に合うよ。


そのおかげで、
初診即日診断書発行。
翌日職場に提出。
そして、その日の午後から、結果的に、合計で半年の療養期間を頂き、今の私が存在できるきっかけとなった。

カラダが動けるようになってから色んな場所へ行き、色んな人の話を聞き、色んな本を読み、経験し、失敗し、絶望し、喜び、感謝し、そしてお礼がしたいと思うようになった。この休職期間中の話もいつか書きたい。



これもひとつの、友人から大きな大きなプレゼントで。
私が当時、このプレゼントをありのままに、素直に受け取る事が出来たから、起きた事象である。
ほんとに、ほんとうに、ありがとう。この友人の話はまた別の機会に、noteで書きたいな。



次回より、実際にプレゼントがその時が、自分にはツラく見えてしまった時の具体的な話をしようと思う。

朝の通勤電車でこれを書き始めて、ちょうど職場の最寄り駅に着いたので、1度休憩します。

のんびりいきましょう。




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