バンカラ女子②~君のいた季節 創作タイム
私は冬休み中あざみ先輩が応援団の練習や筋トレで登校したら一緒に学校に行って帰ってくるのを待つようになった。
図書室で勉強してから昇降口で先輩が帰ってくるのを待つ。
待ってる間もなぜか楽しい。
そして色んな話をしてからバイクで家まで送って貰うようになった。
まだ付き合ってないけどそれだけでうれしかった。
私はお礼に時々お弁当を作ってあげることにした。先輩ロクなものを食べてないようだから。
「よっ、みさきちゃん。待っててくれたんだ」
そう言って片手を上げるあざみさん。
「あれ