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好きになってもらった相手は、あなたを嫌いになれるのか?

人に嫌われたくない、嫌われるのが怖い、こう感じてしまうのが人間ですね。
対処法としては、どんなに人に好かれようと努力しても、全ての人に好かれることはできないという事実を理解してもらうことが大事だとされています。
自分のことを嫌いな人がいるのは、仕方のないことだと割り切って生きていく。
ですが、それで本当に嫌われることが怖くなくなった人はいるのでしょうか?

世の中の全ての人に嫌われるよりも、目の前の1人に嫌われるほうが怖い。

これが本心だと思います。
100人中100人に好かれることはできないのだから、嫌われることを怖がる必要はないと言われても、正直なところ実感できないはずです。
100人の顔を、1人1人想像するわけではないからです。
顔というのは見た目だけではなく、性格や雰囲気、それから自分はその人に対してどう思っているのか?など全てです。
それを想像しないのなら、あなたは100人中100人に嫌われていますよと言われても全く怖くないですよね。
逆に100人全員を鮮明に想像できた場合、そのうちのたった1人から嫌われるのだって怖い。
恐怖という気持ちまでいかなくても、良い気分ではいられないのが人間だと思います。
あれこれ理由をつけて、その1人に関わらないようにしたり、無関心を装って無駄なエネルギーを使ってしまったり、あなたを好きな他の99人よりも大きな影響を与えてくることだってあります。

なので、こんなことを考えてみるのはどうでしょうか?

大好きな人を思い浮かべて下さい。

その人は、あなたのことを嫌いですか?

この先、あなたのことを嫌いになる可能性はありますか?

その人に、嫌われるのが怖いですか?

嫌われたとして、それで終わりですか?

あなたがその人を好きなら、また好きになってくれる可能性はゼロではないですよね?

好きな人に対して、わざわざ嫌われるようなことをする人はいないです。
それは相手も一緒です。
相手もあなたに嫌われたくないからです。

そして、その相手とは、あなたが好きになれる可能性のある全ての人達です。

そうです、実は世の中の全ての人が、あなた1人に嫌われるのが怖いんです。

みんながみんな、それに怯えながら、それでも好きな気持ちを信じて生きています。

自分のことを好きな人もいれば嫌いな人もいて当然という考え方は、たしかに正しいと思いますけれど、単純に夢も希望もないです。

嫌われるのが怖いのなら、自分から好きになる。

好きになってもらった相手は、あなたを嫌いになれるんでしょうか?
嫌いになれるもんなら、なってもらいたいくらいですよね。

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