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週末ぼっちラン#03:27キロLSD

GWの後半初日は,LSD(注:怪しい薬物のことではありません)。
いつものロング走コースを使い,スーパー銭湯をゴールに走ります。
25キロの予定でしたが,諸事情(後述)で27キロになってしまいました。


準備

軽食をとりながら,天気予報をチェック。
最高気温25℃の予報なので,水分と塩タブレットを多めに準備。
日差しが強いので,キャップとサングラスも着用しました。

LSDは歩数が多いし,最後は疲れてフォームが乱れる可能性があります。
左足首の回内を防ぎ,かつ内すねに圧を与えるようにテーピングしました。

6マス(30センチ)でできます。

押し寄せる予定外

街中ランの鉄則は,「予定外を楽しむ」ことです。
私のコースは繁華街を回るので,変な出来事に出会います。

予定外1:290円の朝食

今日は,どこで優雅なランチをしようかなと思いながら走り始めると,
信号待ちで「朝食290円」と書かれた旗(のぼり)に気づきました。
「どゆこと?」と思って振り返ると,そこはすき家の前。「どうせ祝日には出さないんでしょ」と思いながらも,話のネタにと思い入店しました。

数年ぶりに店内に入ると,タブレットとセルフレジが導入されていました。
探してみると,本当にあった!

これが290円朝食。パターン化しそうで怖い。

圧倒的コスパ! しかし,これから走ろうとする者にはご飯の量が多すぎ。
「優雅なランチをする」という夢は,早くもここで打ち砕かれたのでした。

予定外2:不動産屋につかまる

5キロすぎ。これまた信号待ちをしていると,「お疲れ様です!」と声をかけらる。職業柄,「うちの学生か?」と思ったが,そこにいたのはスーツ姿のお兄ちゃん。
どう考えても不動産の勧誘なので,「転勤族なんで,マンションは買いませんよ」と断ったものの,「勧誘件数が必要なんですよ」と拝み倒される。

ま,今日は時間があるしいいかと思い,付いていってみることに。何とタクシーで現地に行き何となく内検。終わって「(勧誘地点まで)送りますよ」と言われたが,そこはランナーの意地?で「いや走って戻ります」と断り,2キロくらいかけて勧誘地点まで戻りました(これが2キロ増えた理由)。

予定外3:コンサート

20キロ手前で,左足の親指に違和感が出てきた。
坂道も登り切ったし,トイレ休憩を兼ねてイオンに立ち寄る。
すると,「これから無料コンサートをします」との店内アナウンス。せっかくなので,足指マッサージをしながら待つことに。

既に最前列には,ファンと思われるおばさんたちが陣取っていた。
しばらくすると,若いシンガーソングライターが登場。良い曲だったものの音程が残念(私は,かつて声楽をやっていたのでとても気になる)。
強く歌うとはっきりとフラットになる癖が耐え難く,2曲で退散。
プロになりたいなら,もっと技術を身につけようね。

自分へのご褒美

①スーパー銭湯

今回のゴールは,いわゆるスーパー銭湯。
自宅からは少し距離があるので,これまで使ったことはありませんでした。

交代浴を5セット決行。
温浴の温度が高めなので,じわ~っという感覚がはっきり出てなかなか良。
サウナもあって,家近くの銭湯より使えるかもしれない。フットマッサージが100円ということで試してみましたが,これはいまいちでした。

指圧されているんだそうです(笑)

②炭水化物×トマト味=?

家に帰り着くと,身体が炭水化物とトマト味を欲していた。
両方を満たすものは何かと考え,出した答えはサイゼリヤ(笑)。
この公式は,次の試験に出ます!
物価高の中,値上げをせずに頑張ってますね。

食後のティラミスは欠かせない

ランの記録

ガーミン君によれば,今回の走行距離は27.46キロ。
移動時間は3時間10分13秒。平均ペースは6'56''だそうです。

前回同様,15キロをすぎると疲れを感じ,スタミナ不足が露呈しました。
また,左親指の付け根に違和感が生じました。浮指気味なのも,シンスプリントの原因のひとつかもしれません。
ハーフの距離をすぎると,今度は右足の腸脛靭帯に違和感が出てきました。
私の故障ポイント(左のシンスプリント,右の腸脛靭帯炎)は,根本的には治っていないのだと思います。

ただ,今回のテーピングは良かったように思います。
動きは止めないし,翌日のすねへのダメージもほぼゼロでした。

実験結果(第1ラウンド総括)

3種類の走り方を試してみて,幾つか仮説が生まれたので,
次のラウンドでは,これらの仮説を検証していくつもりです。

①翌日のダメージ

条件が均一ではありませんが,翌日のすねへのダメージは
「15キロビルドアップ走>ハーフペース走>27キロLSD」でした。

一方,腸脛靭帯へのダメージは
「15キロビルドアップ走<ハーフペース走<27キロLSD」という逆の結果になりました。

ここから,シンスプリントは,距離よりも強度(スピード)が関係し,
腸脛靭帯炎は,強度ではなく距離が関係していることが読み取れます。
ストライドの広い狭いで,ストレスがかかるところが違うんでしょうね。

②テーピング

テーピングについては,長距離になるほど効果が感じ取れました。
また効果の高さは,「今回の巻き方>すね1重巻き>なし」の順でした。
とはいえ練習メニューが違うので,一概に今回の巻き方が良いとは限りません。まずはこれが,強度が高いメニューにも有効かを知る必要があります。
そこで次のラウンドでは,メニューとテーピングの組み合わせを変えて試してみようと思っています。たとえば,

15キロビルドアップ+今回と同じテーピング
20キロペース走+テーピング未定
25キロLSD+腸脛靭帯へのテーピング

これから暑くなるけど,まだまだ頑張ります!

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