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ついつい頑張ってしまうあなたへ

こんにちは!しらすです!


今回はついつい頑張ってしまう人に向けて、肩の力を抜いていいんだよということと、べき思考の対処法について書いていきたいと思います。


私自身も完璧主義の面があり苦しんできました。今は、やらなくていいことを決めたり、自分を認められるようになってきたので、だいぶ落ち着いています。でも油断をするとすぐに現れます。


頑張っているのは素晴らしいこと

いつも緊張しながら肩肘張って頑張っている方。

それは素晴らしいことです。目の前のことに没頭できるというのは能力でもあります。まずはそんな自分を受け入れてあげましょう。

頑張っているなんて偉いね。よくやっているよ。など、自分を褒めましょう。


そうやって自分の頑張りを認めてあげてください。今まであなたはたくさん頑張ってきました。それが自分が望んだものではなかったとしても、頑張り続けられることは素晴らしいことなのです。

否定してはいけません。否定すると頑張り屋さんなあなたは「もっと頑張らなきゃ!」と思ってしまいますし、完璧主義に逆戻りです!


べき思考をなくそう

自分のことを認めてあげられたら、べき思考になっていないかチェックしてみましょう。

べき思考というのはマイルールです。自分の中で「こうしなきゃいけない」「こうすべき」と決まっていることです。突き詰めれば習慣もマイルールです。


べき思考が私たちを苦しめる

普段、私たちは少なからず自分の信念やルールに従って行動しています。それがなくなると、何か起こるたびに立ち止まって考えなくてはいけなくなるので、生活していけません。マイルールやべき思考を使うのは、脳が楽をしたいからであり、もとから脳は楽するようにできています。

しかしこのマイルール、時には厄介な代物になります。あまりにもルールを決めすぎていると、それにがんじがらめになりつらくなります。

何をするにしても、「やりたい」「楽しそう」ではなく「やらなきゃ」「しなくちゃ」になって、義務感が生じます。

この義務感は私たちを苦しめます。常に何かやらなくちゃと考えていると、脳も心も休まりません。毎日よくわからない締め切りに追われるようになってしまいます。


対処方法

ではべき思考はどうやって外したらいいのでしょうか?

1・リストを作る

まずは、自分の中にあるべき思考を書き出してみること。

・仕事をしなくちゃいけない

・毎日掃除をしなくてはいけない

・子供と遊ばなければならない

・SNSの投稿をしなければならない

・友達は多くないといけない

・料理は凝ったものでなくてはいけない

・休まなければならない

などなど、書き出してみると以外と多いことが分かります。

もしかすると、書き出す程でもないこともあるかもしれませんが、ぜひリストへ入れちゃいましょう!


2・思考に気付く

リストを作ったら、今度はそのべき思考が出てきたときに、「あ、今はあの思考が出てきているな」と気付く練習をしてみましょう。

思考を客観的に見ることで思考に飲み込まれなくなります。このステップは少し時間がかかるかもしれませんが、続けてみてください。


もし思考がキャッチできないときは、他人に自分のルールを押し付けていないか確認してみるのもいいでしょう。他人に押し付けていると、「なんでわかってくれないんだ」だったり、「なぜこんなこともわからないんだ」と怒りが湧き、ターゲットのなっている人を責めてしまいます。

このことに気付ければ、べき思考がある証拠。実践してみましょう。


3・思考が何歳かをイメージする

そうしたら、そのべき思考を何歳くらいの子(自分)が言っているのか想像してみてください。5歳くらいかもしれませんし、18歳くらいかもしれません。自分がしっくりくる年齢で構いません。

イメージができたら、その子(自分)と会話をしてみましょう。

会話の中でその子(自分)に聞いてほしいことは、なぜそのべき思考を持っているか、何から自分を守ろうといているのか、です。

例えば、料理は出された分だけ食べきらなければならない、というべき思考があったとします。そしてこれは5歳くらいの自分が言っているなあとイメージします。

そうすると、子供時代によく「残すことはいけないことだと、教わったな」とか「全部食べ切らないと作った人に失礼かな」と考えていたことに気付けるかもしれません。ということは、相手を思いやってこその行為であったことに気付けます。

気付くことができれば、あとはその思考が必要なくなったことを、その子(自分)が納得するまで話しをしてみてください。

先ほどの例でいえば、「あなたは思いやりのある人だね」と認めた後、「でもそのルールはもう必要ないんだよ。お腹がいっぱいなのに無理して食べることはしなくていいし、美味しくないものを無理やり食べる必要はないよ。そこで無理しないのが、自分を思いやるってことだよ。」

などと言ってあげると、納得してくれるかもしれません。


まとめです。

べき思考に対する対処方法は

1・リスト化する

2・思考に気付く

3・思考が何歳かをイメージする

でした。いかがだったでしょうか。


べき思考を完全に取り除くのは難しいですし、むしろ全部取り払わなくてもいいと思っています。ある程度ルールがないと人は生きていけないので。

かと言ってほったらかしにしていると苦しいです。子供の頃からべき思考が強い人であれば根深くなっていて、対処することに根気を使うことになります。それでも対処する価値はあると思います。

考えが柔軟になり、心は軽くなります。


頑張れることはすごいことです。なので恥じるべきことでもないし、自分を卑下する必要もありません。けれど、時には肩の荷を下ろしてゆっくりしてみませんか?いつも全力なのには称賛したい気持ちがありますが、疲れ果てては元も子もありません。いつか回らなくなりますので、自分を甘やかすのも大切だなと思います。体調を崩す前にブレーキを踏みましょう。


マイルールに縛られず、開放的に過ごしたい。

今回はこのへんで!ではまた!

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