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いじめっ子の末路

小さい子どもの大きな社会。



先日、娘の卒園式があった。

そして保護者によって開かれた
卒園パーティなるものがあった。

娘の兼ねてからの願いでその会に参加。

初めて会話をする人ばかり。

都会の保護者は忙しい。
なので会話はほとんど今まで無かった。

その時にとある女の子の話になった。

とある女の子とは、
以前娘を虐めていた子だ。

そのとある女の子は、
娘以外も虐めていたらしい。

そこには僅か6歳とは思い難い話があった。

その中の最もドス黒い話をしたいと思う。

知って欲しいとか、倫理観を高めて欲しいとか、
そんな崇高な理由でなく、ある種の復讐のため。

このnoteを通じて恥をかいて欲しい。

世の中には本当のクズが居て、
そんな人間を野放しにしたくない。

今のまま明日をご機嫌に迎えて欲しくない。

僕も僕で本当のクズだと思う。

これはあくまでも僕が話を集約したもの。
実際とは細かいディテールは異なるものの、
ある程度忠実に再現したものです。

その虐めていた女の子をA子。
虐められていた女の子をB子。
A子に命令されて動かなかった女の子をC子。
A子に命令されて動いた男の子をD男とする。

A子は以前からB子を攻撃対象にしていた。

B子は良く言えばマイペースで、
悪く言えばこだわりが強い。
B子は美しい感性を持っていて、
僕たち夫婦はB子のファンだ。

A子はB子だけでなく、
一緒に遊んでいる友だちも嫌う。
「なんでB子と遊んでるの?」
「B子は変な子やで」
「B子と遊ぶなら死んで良いよ」

常日頃からA子はB子を独りにしようとする。

だけど、僕の娘はB子と遊んでいた。
そして、C子も僕の娘とB子と遊んでいる。

A子はその様子が気に食わない。

A子はクラスの中心になろうとする女の子。

だけど僕の娘とC子は活発で、
クラスの子達を集めるチカラがあった。

上手くコトが運べない様も
気に食わないのだろう。

そして、とある事件が起きた。

C子はある日を境に、
保育園に来るたび泣くようになった。
「行きたくない」と泣きじゃくり。

元気で明るくて周りを明るく照らす
太陽のようなC子が突然として。

C子の両親は心配だったけれど、
C子は頑なに両親に事情を説明しなかった。

そんな日々が2週間ほど続いたある日のこと。
C子はママとお風呂に入っている時、
大きな声で泣きじゃくりママに事情を説明した。

A子はC子に「B子を殴れ」と言ってきたらしい。
「そうしなければ保育園に来るな」と添えて。
それを何度も何度も植え付けるように、
必要以上にC子に言ってくるらしい。

A子はC子が一人になったタイミングで、
そっと近づいて何度でも言う。
そして時には「死ね」なんて言葉も付け加える。

「死」を軽い言葉として扱える子ども。
なんて可哀想で哀れな子どもなんだろうか。

そして後日、僕の娘に聞いたけれど、
そんなことがあったとは知らなかったらしい。

要は小さいコミュニティでひっそりと行う。
何ともずる賢く頭の悪い所業なのだろうか。

自分でB子を殴って悪者になれば良いものを、
C子を使って自分は汚れないようにする。

まるで詐欺グループの大元のように。

本当にクズ人間だ。

その事件はC子のママが先生に言って、
「指導をしておきます」で幕を閉じた。

だが、次は別の事件が発生する。

僕の娘とB子とC子は依然として一緒に遊ぶ。

そんな折にB子はD男とA子に呼び出され、
どこか隅っこの方に行ったらしい。

そして泣きじゃくって帰ってくるB子。

「B子の胸を揉めるで」
A子はD男を唆して、
B子の胸を触らせたらしい。

この事件は大問題になり、
担任は異動、先生は性教育の時間が充てられた。

A子はと言えば、
ある程度の指導はあったものの、
お咎めなしで以前と変わらず通園。

一言で言えば気持ちが悪い。

先生が言う「指導しておきます」に効果はない。
A子には何にも刺さらない。
A子は変わらない。

卒園する前。
みんながA子から離れていった。
「恐いから」
「意地悪するから」
「イヤだから」
いじめっ子の末路だ。

A子はみんなに近づき、
それを牽制するように離れるみんな。

まるで鬼ごっこをしているように。

これは大阪の繁華街にほど近い
保育園で起きた本当の話。

どうかA子並びにその両親に
このnoteを見て欲しい。

どうか手遅れになる前に。

いつかA子が独りにならないように。

メガッパ

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