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助産院での出産の良さをお伝えします

妊婦さんを全力で応援していきたい、ワーママゆるまる保健師のマミちゃんです。
私は、助産師さんではなく、ただの保健師です(笑)

「赤ちゃんから墓場まで、すべての方の健康づくり」を仕事としている保健師なので、色々なところで活躍されている保健師がいます。
その中でも、私はやっぱりいつも原点に戻ってくるので、赤ちゃんが一番大事だと思っています。=妊婦さんが大事。
それも、生まれたときからの幸せがどれくらい味わえるかが、人の一生にとっては、本当に一番大事だと思っています。

そもそも、「墓場まで」というフレーズ、誰が考えたんだよっていう感じですが…汗
最近は、「人生を終うまで」と言ったりしています。
それくらい、私の19年の保健師人生の中で、赤ちゃんから、看取りの介護の相談まで、様々な人生を見せていただき、戻るのは赤ちゃんだなとつくづく感じているところです。

今日は、私がお産したときに感じた助産院のお話をします。
みんなが、あまり知らない助産院の世界??


お産の場は、人生の最もゼロ地点

妊娠中も人生はスタートしているのですが、具体的には出産からゼロ日なので、そこも重要な部分ですよね。

お産が、こじれたり、大変苦労したり、その後の経過が良くなかったりすると、産後にメンタルをやられたりするリスクが高まります。
やっぱり、体と心は一体なので、体に負担がかかりすぎても、心を病むし、心で嫌な思いをしたら、体の疲れになりますので。
お産の思い出って、子育てしていく上で重要だと考えています。

私は、愛知県の豊川市に住んでいます。
2人の子どもたちは、「ふたば助産院」という豊川市の助産院でお産しました。

たまたま、自宅からすぐ近くに助産院があったのは、幸いでした。
各市町村にお産に対応している助産院が、1つあればいい方で、お産ができる助産院ってなかなかないです。

助産院でも、授乳指導とか、性教育とか、産後ケアとか、お産以外のことで、助産院を開院されているところはだいぶ増えていると思いますが。

なぜ、助産院に決めたのか

ひと昔前までは、産婆さんという、人生の先輩で資格がない女性たちが、経験則をもとに、お産をお手伝いしていました。
私のおばあちゃんの時代ですね。
戦後は、まだまだそんな感じ。

もちろん、その頃に比べて、赤ちゃんの死亡率は圧倒的に減っています。
安全にお産ができる環境が整い、健診の受診で、異常を早期発見でき、お産で異常があっても対応がすぐできる環境が整ったからという理由で間違いないと思います。

なので、「産婆さんの時代に戻した方がいい」なんていうことは、絶対に言わないですが、健康なお産をできる人は、病院でなくてもいいのでは?というところです。

そもそも、赤ちゃんを産むのは、ママと赤ちゃんです。
健診で五体満足健康であれば、ママと赤ちゃんが協力し、助産師さんのお力を借りる。
それで十分なのでは…と思っています。
病院のように、機材がバンバンそろって、めちゃめちゃ明るいところでお産しなくても…と妊娠前から思っていました。

1.健診時にゆっくりと話ができ、信頼関係が構築できる

妊娠期間中、最低14回はある妊婦健診。
病院だと、助産師さんや医師が結構変わるところも多いと思います。
その場その場で、聞きたいことは聞けるとは思うのですが、そこに信頼関係って、なかなか生みにくいですよね。
場所によっては、当日どの医師、どの助産師にあたるかもわからない。
=知らない人にお産を手伝ってもらう。

いやいや、大事な私と赤ちゃんの命を預けるのに、大して知らない人って、嫌だなぁと。

これ、医療の安全神話からそうなっていると思うんですけどね。

私の中では、私のことをこんな人だと知ってくれていて、どういう感じでお産をしたいかっていうのを感覚的にわかってくれている助産師さんにとりあげてもらうっていうのが一番安心できました。
全部、今までの経過も知っていてくれますしね。
お医者さんじゃないので、聞きたいこともガンガン聞いていたりして。
一大イベント!!信頼関係は大事だと思います。

2.家族が協力できる体制がある

立ち合い出産とよく言いますが、コロナの前も今も、立会の人数ってだいたい一人で、ご主人が立ち会うことが多いですよね。

私の助産院の場合、誰が立ち会ってもいいということになっていました。
私の夫は、血を見たくないという小心者なので、立ち会わず、実母に手を握ってもらったり、さすってもらったりしてました。
そして、そばに義母もいてくれました。

2人目のときは、最後のいきみまでは、長女も立ち会ってました。
が、私があまりにも陣痛で痛くなると、怖くなって、当時2歳の娘は退散していきました・笑
部屋の出入りは、自由な感じなので、来たいときに来て~みたいな感じで、とにかく家のように自由。
長女は、待合と分娩のお部屋を行ったりきたりしてました。

2人目以降のお産のときは、子どもを預けなくてはいけない問題が発生してくるのですが、助産院の場合は大抵みんなで泊まったりしていることが多いのではないでしょうか?
私のお世話になった助産院も、出産日から家族4人で寝泊まりしていました。5日お世話になりました。

長女は、まだ2歳だったので、すごく安心できたと思います。
あと、産後に家族とわいわい話ができる環境なのもラク。
入院中って、ふと一人の時間になると、茫然としてしまうというか、大丈夫だろうか…とか余分なことを考えてしまうのですよね。
初産のときと、二人目のときはそこが大きな違いでした。

赤ちゃんだけを見ていると疲れるけど、上の子のお世話をしているから、かまってあげなきゃいけないときだけ見るので、心配している余裕がない・笑
家族がいるっていう環境は本当に大切ですね。

3.授乳指導が丁寧に受けられる

助産院で徹底的に違うだろうと思うのは、授乳指導が丁寧に受けられることです。
私は、母乳で育児をしたかったので、本当に助かりました。

なぜかというと、陥没乳頭で授乳が本当に大変でした。
妊娠前に乳房マッサージした方がいいよと言われますが、やっぱり自分でやると痛いのもあって、なかなか強制的にじゃないとできないんですよね。

で実際、生まれてからマッサージしてもらったときは、めちゃ痛いですーーーーーーー!!!(爆)
いや、結局痛いんですよ(笑)

仮性陥没だったので、切れる頻度もそこそこ高かったし。
初期は、馬油でラップ保護とかしょっちゅうしてました。
授乳は痛みとの闘いでした。

私が、3か月半で完全母乳になれたのは、あの痛い助産師マッサージと赤ちゃんの飲み方の体制を考えて指導してくれて、寄り添ってくれた助産師さんたちの賜物です。

産後も継続的に、授乳の相談に行って、何とか4か月までには軌道にのりました。
2人目は2年くらいしか離れていなかったので、5日で退院するまでには軌道にのってました。

助産院=完全母乳
というイメージがあるかもしれませんが、今の助産師さんたちは、そんなことはない方がほとんどだと思います。
ミルクをきちんと、必要量は足してくださいっていう方がほとんど。

なので、そんなスパルタ指導はないと思うんですけど、それは助産師さん次第なのかなと思うので、気になるところがあれば直接聞いてみてください。

ただ、保健師の私が思うのは、おっぱいも必要量を作られるように体ができているので、ミルクを飲ませすぎると出るものもでない。
100ml欲しいのに、50mlをいつもミルクにしていると、50mlでいいのねと体が覚えてしまうので、50しかでない体になると思います。
なので、私も1~2か月頃は、スパルタに自分で努力してました。
泣いたらあげるみたいな。
夕方になると、枯渇してくるので、1時間おきとか…。
とにかく、吸わせないと出ません。
それは、間違いなく確かです。

基本、2~3時間おきでいいんですけどね。
軌道にのってくれば、それで済むと思ってください。

卒乳のときも同じで、徐々に赤ちゃんが飲まなくなれば、徐々に減っていくことを体が覚えていくのですが、一気に卒乳すると、まだ作られてしまうので、パンパンになって大変という。

このあたりは、身体能力の自然の原理に従っていくのが、一番体としてはラクなんだなと学びました。

4.赤ちゃんやママに合わせた入院生活ができる

私がお世話になった助産院は、入院中の日々のスケジュールというものがほぼなかったです。

子どもの健診に小児科の先生に連れていくときくらいかな、決まっていたのは。

授乳の時間も、沐浴の時間も、食事の時間もほぼ自由。
これくらいの時間でどう?くらいの声かけはあるけれど、決めるのはママというスタンスでした。

食事も、体が大変だったら、部屋にもってきてくれて、みんなとしゃべりたければ、リビングに行って食べられるみたいな。

出産してからも、ママが主役なんです。
ママが決める。

この経験って、大事だと思うんです、子育てにおいて。
誰がこれから、子育てしていくのかって、「ママ」なんですよ。

そこで、全部お膳立てされた計画に従って、言うことを聞いていると、退院したときに自信がなくなっちゃうんですよね。
もしくは、最初にやっていた時間どおりに全部やらなきゃと思ってしまうとか…。
ママが主役にならないと、今後の子育てに色々と弊害がでてくるなと、保健師の私は感じています。
それくらい、大事な産後の入院期間です。

まとめ

保健師が感じている、助産院の良いところを書いてきましたが、基本的には、母子ともに健康であることが大前提です。
医療的処置ができないので、健診期間で、お産にとってハイリスクの要因があるのであれば、必要な医療機関を紹介されます。

あと、健診が14回はあると思うのですが、医療機関でないと採血とか医療的な検査はできないので、提携している産婦人科が必ずあります。
そちらへの受診は、何回かに一度は必要です。
それもあるので、きちんと医師の判断も入って、妊娠期間は安全に過ごすことができます。

あと、私自身、ゆるーく自然派ママということを語っていますが、自然な形で、子育てをしていきたいという方は、本当に自然の命が味わえるので、助産院おススメです。

今から、妊娠したいと思っているかた、今妊娠がわかったという分娩先を決められている方は、ぜひお近くの助産院検索してみてくださいねー。




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