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戸籍上の性別を変更するための条件を考える。

私が性別変更を意識する前の頃、youtubeやインターネットで男から女に性別を変更した人達のビフォーアフターを食い入るように見ていた時期があった。

男としての自分にすごくモヤモヤしていて、「女になりたい、女になりたい」ってずっとつぶやいていた記憶がある。

その頃は女性ホルモン剤の効果をなめていたから、そんなに効くわけないし所詮私みたいなもっさもさの毛深い男が女の子みたいに可愛くなれるわけがないって思っていた。

ネットの世界で見るのは特例な人、努力している人、嘘をついている人みたいな頭があったから絶対にありえないんだって思ってた。

だけど、実際自分の性別に疑問が出てきて、いざ性別変更だと女性ホルモン剤を二年間も飲み続けるとしっかりと変化が私を変えてくれた。

インターネットの情報って信じてもいいんだなって思えた。

とはいえ誤った情報も転がっているからそういうのは見極めないとだめだよね。

そんな2年前の頃と比べると実は少数派な人たちであるLGBTやマイノリティーな人達を理解しようとする文化が目立ってきたような気がする。

特に最近だと岡山県のFTMの方が家事審判で手術なしで戸籍上の性別変更を認められたニュースがあるわけだが、こう言うのって特例でしっかり書類審査をしたり、年齢による審査など綿密な調査の末に行うならいいと思うんだけど、裁判で決定してそれを報道してしまうと、それじゃあ私も、俺もみたいに中途半端に性別変更している人が性別の権利を持つためにわんさか湧きそうな気がするんだよね。

年齢がまだ若くて、お金が貯められるような人がそれをやるのは絶対違うと思うし、40とか50代の人でも体に負担がかからないとか、手術をしても問題がない人ならしっかりすべきだと思っている。

だけど手術をするとリスクを伴う病気を持ってる人とか年齢的に手術は困難とか思う人だったら、それに伴う申請をすればいいんじゃないのかなと私は考える。

健康診断の結果、病気の診断書などを提示して必要書類の記入や、本人確認のための住民票の提示とか、しっかりした証明を作ればそこまで性別変更に対してのもめ事って少なくなるんじゃないかって感じている。

最近だと「心が女だ」と声を上げて女子風呂に入っていく輩が事件を起こすことが頻繁になっているが、正直そういう人ってただ女性の裸を見たいだけの変態さんなんじゃないかって私は思っている。

そもそも心が女なら、男の体をした自分が入ったら誰もが怖がることくらいわかると思うはずなのだ、それなのにそんな事お構いなしに女風呂に颯爽と入っていくわけだ・・・

思考回路が理解できないわ

そういう人たち皆口をそろえて「心は女」と言うわけだが、こういった事件で裁判になるとジェンダーに配慮してなどと、細心の注意をはらって判決を下すことになる。

ジェンダー平等だからとか、そういった人たちの意見が大事になるからとか、結局そんなマイノリティーな人達に普通の人たちは踊らされてしまう、今の状況、そんな意識になっているからLGBTな人達の声が凄く大きく目立っているように感じている。

そうなってしまうと、少数派な人に合わせる世界になってしまって今度は普通の人たちが生きずらい世の中になっていく、そうではだめなのだ、お互いに持ちつ持たれつな関係でいなきゃいけないのが人間で、それは少数派であろうが、多数派であろうが同じこと、お互いに分かり合えなきゃ何も解決しないのに

そう言ったLGBT扮する女湯事件や、LGBT講義が大きく目立ってしまうから少数派に合わせなきゃいけない世の中になってきてしまうのだ、だったら少数派でもちゃんと“人”である認識を持たなきゃいけない

自分は特別ではなく自分も皆と同じ人間、だから気を遣わなきゃいけないところは使わなきゃいけないし、主張しなきゃいけないところはしっかり言わなきゃいけない、だからこそ法律や裁判での特例を作るのではなくしっかりと筋が通った過程を踏まえた上での性別変更のマニュアルを作ってもらいたいものである。

ジェンダー平等とか多様性を重視する世の中にするなら、思いやりの心を持ったうえでのお互いの話し合いが必要になってくるのだと私は思う、だからこそこれからの時代でしっかりそれが根付いてくれればなと私は切に願う。


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