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「らしさ考」はじめました◎

みなさん、はじめまして。こんにちは。
kanyです。

はじめましてですからね、まずは自己紹介から。


企業や個人のブランド構築の仕事をしています。
「その人らしさ」
「その会社らしさ」
を探求し、ブランドの構築をする仕事です。
ただ、この仕事を新卒からずっとやってきたわけではありません。

クラシック → 民族音楽 「異文化」の探求のはじまり

時を戻すこと20数年。
もともと大学では歌を歌ってピアノを弾いていました。
クラシック音楽漬けの毎日。
オペラなんかを歌っては、クラシック音楽が1番!と思ってました。

が。

出会ってしまったんです。
ラオスに。
どこって? 東南アジアにある、海のない国。
そうです。そこそこ。
具体的に言えば、「ラオスの民族音楽に出会ってしまった」
が正確な表現ですね。
そこからわたしはクラシックの音楽ではなく民族音楽学に興味を持ち、
民族音楽(とりわけ古典音楽)の研究でラオスに5年住んでいました。
そこで人びとの文化や風土、口頭伝承される音楽の構造や
伝承に関する研究を行っていました。
日本と違う文化風習。
そこから生まれる音楽。
クラシック一色で育ってきた私にはとても興味深いことばかりでした。

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    (ラオス国立大学に留学していたとき)

興味は「文化」から「人間そのもの」へ

だけどふと気づくわけです。
あれ?わたしラオスの文化や音楽、
それを生み出したラオスの人びとのことに興味を持ってたけど、
そもそも日本人って何なのよ、大阪人って何なのよ、家族って何なのよ。

出産を経て自分の身体から全く別の人格を持つ子どもを持ったことも相まり
気づいたらそこから文化や風習、民族にあった興味が一気に
ギュイーンと個人へと向かったのでした。

そこから子育ての方針を考える際に参考にしたい!
と門をたたいたアドラー心理学を学び、
実践するためにあーでもない、こーでもないといいながら
10年間学びを深めていきました。

その間にも、異文化理解の授業を持ったり、
企業で研修を行ったり。
異文化への理解、といったことを音楽からアプローチして伝える傍ら、
心理学をベースにした相互理解に関する講座や研修を行ってきました。
で、その一環でキャリアデザインの授業やカウンセリングも。

自分は何が好きなのか、
何を大切に生きているのか、
周りを受け止めつつも、自分の軸って何なのか。
こういう自分の土台部分を整える大切さをお伝えしてきました。

で、そうこうしているうちに、
自分が学生や企業や個人の方々にお伝えしていることが
ブランド論ととても親和性があることに気づき、
導かれるように今の会社へ。

アドラー心理学の目的論で「らしさ」を探求

ブランド論って、
ビジョン・ミッション・バリューといった
その人(たち)が大切にしている価値観を
一貫性を持って行動していくこと。
ビジョン・ミッション・バリューが「ある」だけではもちろんだめで
それを一貫性を持って行動に移していく=体現することが大切なんだけど
これがね、難しかったりするワケです。

わたしの仕事はその人(たち)の強みを引き出し、
大切にしている価値観を洗い出したうえで
「その人(たち)らしさ」を一緒に考え、
行動に移していくお手伝いをすること。
アドラー心理学の目的論をベースに
「その人(たち)らしさ」を一緒に探っていきます。
その土台固めから一貫性を持って行動していく
ブランド構築の仕事をしています。

でね。
こういう経緯があって、
文化、異文化、社風、相互理解、アドラー心理学、ブランド論、
といったところで
「その人らしさ」
「その会社らしさ」

をいつも考えています。
ここでは、「らしさ考」として
わたしが日々出会うモノ・ヒトの「らしさ」を考えていきます。

自己紹介だけで長くなっちゃった!
というわけで、今日はここまで。

みなさんと一緒に「らしさ」について考えていきたいとおもいます。
これからよろしくお願いしますね!

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