皆さんの周りには
物事を悪意的に捉えがちな人
いませんか？

たとえば

のように
他人に対して
悪意的に捉えたり
差別的な感覚を持っていて

陰口悪口が酷い人
いますよね。

いわゆる口が悪く
差別思考にある人。

休憩中に
悪口しか喋らない人など
皆さんの周りにも
いるかもしれません。

そういう人って
他の人と一体何が違うの？

という話をします。

◯シンプルに考えようとすると差別を生む

悪意的な解釈をしたり
決めつけが激しい人の特徴として

物事をシンプルに考えようとしすぎる

というのがあります。

たとえば性差別をする人など

・力仕事は男がするべきだ

と考える人がいますが
そもそも男の人でも非力な人もいますし
体力はなくても
知的な仕事の方が向いている
男の人なんて
たくさんいるわけです。

・女は家事ができて当然だ

と考える人もそうで
料理が苦手だったり
片付けができない人もいらっしゃいます。

そんなこと当たり前じゃないか

と思うかもしれませんが
そういう例外や
少数派の立場がいることを
理解できない
理解しようとしない

のが
差別的な考え方をする人の特徴です。

シンプルに考えようとする。

もっと言うと
思考停止したい人達
なんですよね。

ちなみにこれは
研究からも証明されていて

差別と人間の知性に関する論文を集めて
メタ解析を行った結果

差別は知性の低さから生まれている

という結果が出たそうです。

◯精神障害者が全員怖いわけではない

私の周りにある差別でいうと
精神障害者もよく差別の対象になりがちです。

特に精神障害者は
〝怖い〟という偏見を持たれますが

当然ですが
みんながみんな怖いわけではないですし
精神障害者の中には
本当に心根が優しく
穏やかな人もたくさんいます。

平和の塊のような人も
たくさんいます。

そもそも精神障害者という、くくりは
分母が大きすぎるというか

いろんな人がいるわけですよ。

頭がいい人悪い人
力が強い人弱い人
優しい人怖い人

ひとくくりに語れません。

逆に

とおっしゃる精神科の患者さんも
たまにいますが

面倒臭いのは精神障害者ではなく
あなた自身なんですよ

という話で

さらに言うと
そういう面倒臭い人は
精神科だけじゃなく
循環器病棟や
ICUにも
老人ホームにも

どこにだって同じようにいます。

だから
〇〇の人は〇〇だ！

という考え方をする時は
例外があることや
あくまで偏見であることを
頭の片隅に置いておいた方が
良いかと思います。

◯目の前にいるその人もいろんな良い面がある

これまでの話は
人種差別、差別差別
障害者差別のように
分母の大きい人たちの話でしたけど

個人個人の捉え方も同じで
芸能人の捉え方や
目の前にいる身近な人も

実にさまざまな面を持っているし
レッテルを貼るのは
良くないよね

という話なんです。

・あの上司は面倒臭い人
・この後輩は要領が悪い
・このお客さんは失礼な人だ

など
シンプルに考えたくなるのですが
その人もいろんな側面を持っているわけです。

その面倒臭い上司も
家に帰れば
家族想いの父（母）かもしれないし

失礼であまり関わりたく無いなーと
思っているそのお客さんも
仕事場では真面目に働く
サラリーマンかもしれません。

とにかく私たちは
その人の一面しか見てないことがほとんどで

そういう生き過ぎたシンプル思考というか
思考停止してしまう人ほど
差別的な考え方に至りやすいよね

というお話でした🤔