休眠口座ありませんか？

自分で管理しているつもりでいましたが、子育て中に学校関係でどうしても指定されて作った口座をそのままにしていたものが、この度発覚しました。（驚きです。）

子供が学校を卒業した時に、そもそも解約しないとと思っていたのですが、なかなかその手続きのためだけに休みを取るのが難しく、そしていつの間にかそのままになってしまってました。

ところが今回運が良かったのは、ほんの少しだけ１万円を超えていたので、通知がハガキでありました。（こちらは金融機関によってはメールの場合もあるそうです。使わなくなったメールアドレスなど、気をつけたいものです。）この通知を受け取ると、また１０年間は休眠預金に移動されないそうです。

令和３年の預金保険機構発表によりますと、休眠預金は約１兆３７００万円、休眠預金等の数（口座等の数）約６万９千あるそうです。

さて、実は今回１万円以下だった同じ金融機関の２つの支店のそれも夫の口座も一緒に発見しました。そもそもこちらは何の連絡も来ていず、すっかり忘れておりました。

このように１万円を切る金額で、１０年以上入出金がない口座の預金は２０１８年１月１日より、休眠預金に移動され、社会問題解決のために利用されているそうです。

しかし今回のように１０年以上経過してからも申し出があれば、すぐには引き出せませんが、お金は利子計算もして返金してくれるそうです。

本当にこの口座、かなり盲点でした。学校の教材関連の引き落としと学童関連での指定された金融機関、支店のものでした。子供のために作らざるおえないものでした。

そして余談ですが、今回のハガキが届いたのが３月下旬頃でした。最後の入出金から１０年で通知の原則があるそうです。そこで驚いて、自分のその口座の通帳、キャッシュカードを探しているうちに、夫名義で作った今回の口座がみつかったのでした。３つもわからなくなった口座がでてきたので、今回は職場に事情を話してお休みをいただき、手続きをしに行くことにしました。

しかしどこもそうだと思いますが３月下旬はなかなか休むのが難しく、４月１日なら問題ないとなりました。そして何とこの日は結婚記念日でした。エープリールフールであり、嘘のような本当のことが毎年起こる日です。

今回、夫の口座は通帳が見つからず、キャッシュカードだけのが一つありました。それでも対応してもらえました。ちなみに一つは解約していました。遠い記憶を思い返すと、確かにある時に学童から来年からはこの銀行の口座でだけでなく、この銀行のこの支店の口座と依頼があり、先の口座を解約して、新しい全くお付き合いもないし、少し自分の生活圏からすると少し不便な、その要望された銀行の支店に口座を作ったのを思い出しました。

蛇足ですが、万一どこの保険に入っているかわからなくなったとき、（一社）生命保険協会の生命保険契約紹介制度を使って一回３０００円の照会料はかかりますが、一括してどこの会社のどのような保険に入っているか調べることができます。

このような制度は銀行にはありません。だからこそ、今回のように自分のことを見直すためにも口座の洗い出しは必要だど深く反省しました。（りそうるけあノート、マイウェイに書く前に頭の記憶のリストから抜け落ちてました。）

今回気付けたのは、空の上の夫からの結婚記念日のプレゼントだと思っています。

あれ？と思ったら本人確認をもって金融機関に相談される時間を、忘れる前にぜひ作ってみてください。

（参照）　2024/4/4閲覧

金融庁　休眠預金

https://www.fsa.go.jp/policy/kyuminyokin/kyuminyokin.html

（一社）全国銀行協会　休眠預金ってご存知ですか？

https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-b/10117/

預金保険機構

https://www.dic.go.jp/katsudo/010_00057.html

リ・そうるけあ

高山和　たかやまあい