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バリウム検査を拒否している私は「陰謀論にハマりやすい人」かもしれない…

先日会社のほうで義務付けられている定期健康診断を受けてきました。

40歳を過ぎると胃がんを見つけるための「バリウム検査」というのがあるのですが、1回体験してあまりにも気分が悪かったので色々調べたところ「拒否できる」ということがわかり、その後ずっとバリウム検査だけは拒否しています。

もちろん胃がんになると困るので定期的に胃カメラの検査をうけていますが、毎回胃の中はピカピカなのでほとんど心配していません。

先日も健康診断を行う病院に行ったときに受付でいつものノリで「バリウムは無しでお願いします~」と言ったら受付の人もそれ以上言わず「バリウムは無しですね、わかりました」とアッサリ受け入れました。おかげで通常なら1時間以上かかるところが20分足らずで終了です。

こんな感じで私はこの先も一生バリウム検査を受けることはないのですが、周囲の人を見るとバリウム検査を拒否している人なんてほとんどいません。多くの人は言われるがままに素直にバリウム検査を受けているのが現実です。

実はバリウム検査については結構ネガティブな情報が出回っており、「リスクはあるのに利権でやっている!」なんて話しもあります。

ネットでいろいろ調べてみると「バリウム検査はちゃんと受けたほうがいい」という情報もたまに見受けられますが、やはり「バリウム検査なんてやめたほうがいい」という情報のほうが多く、しかも否定的な情報は医者を名乗る人物(実名も出ているのでたぶん本物の医者)から出されているので余計に「バリウムは危ない、みんな騙されている!」と思ってしまうわけです。

というわけで、私は次のようなプロセスを経て完全にバリウム検査否定派になってしまいました。

上から言われたことに対して、自分の実体験から疑問に思うようになる

自分でいろいろ情報を集めてみる

否定的な情報がたくさん見つかる

自分で考えた結果、否定的な情報のほうを信じるようになる

上から言われたことを完全に信じなくなる

「あれ?これって陰謀論にハマるプロセスそのまんまじゃないか」とお気づきの皆さま、その通りです!

自分の頭で考えているつもりが、実は誰かの陰謀論にうまく乗せられている可能性があるのです。(もちろんバリウム検査の否定が本当に陰謀論なのかどうかはわかりませんが)

ただここまで来てしまうと私がバリウム検査を信じる可能性は1ミリもありません。誰が何と言おうと拒否しつづけると思います。
(仮にメリットがあったとしても、シンプルに気持ち悪いので胃カメラにします)

上から言われたことを素直に信じ、マジョリティに合わせて行動する人はマイノリティの意見など目もくれないので簡単に陰謀論にハマることはないでしょう。

一方で私のような「上から言われたことを素直に信じない」、「マジョリティの意見に流されるのは嫌い」という人のほうが却って危ないのかもしれません。

「自分の頭で考えたい」というのは一つの個性であり、強みにもなりますが、一方で陰謀論にハマりやすいという落とし穴もありますので、そこを自覚して気をつけていきたいと思います。

それでもバリウム検査は信じませんが

最後までお読みいただきありがとうございます。

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