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野良猫シリーズ(猫の詩)

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猫が好きです。 自由だけれどもきっと苦労も多い野良猫について詠みました。
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先週特にスキを集めた#創作の記事に選んでいただきました

先週特にスキを集めた#創作の記事に選んでいただきました

先週特にスキを集めた#創作の記事に選んでいただきました。いつもありがとうございます。
♯野良猫の詩 あべこべの|つよきち @ranzaWKyplzJKjW #note https://note.com/reikaz/n/n8a41132bd2c3

また最近仕事が立て込んでおり、スキを返したりできませんでした。
詩は意地で書いて更新しておりましたが、やはり更新できない日もありました。
あまり器用で

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♯猫の詩 悩み

♯猫の詩 悩み

私は忙しい
今日はとくに忙しい
たくさん寝て、少し起きたら、また寝て、移動したら、また寝て
もう少し寝た後はご飯を食べないといけない

明日はもっと忙しい
日当たりのいい場所を見つけて
たくさん寝ないといけない
喉が渇いたら
水も飲まないといけない
トイレにもいかないといけない
欠伸だってする

明後日なんてもっと忙しい
毎日毎日
忙しくてしょうがない
誰かに構っている暇なんてない
干渉されたくな

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♯野良猫の詩 あべこべの

♯野良猫の詩 あべこべの

羨ましいはずの何かが
意外とそうではなかったり
満足しているようで
実はそうではなかったり

そんなあべこべの世界で
私はいったい何を思っているのだろう
思えばいいことなんて
たくさんあるんだから
自分の好きなことを
自由に思えばいいのに
それすらうまくいかなかったりする
私は私のはずなのに
その私が望まないことを思ってしまうのはなぜ?

そんなことを大真面目に思っていたら
いつの間にか
今日が終

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♯猫の詩 野良の言い分

♯猫の詩 野良の言い分

猫というのは
そもそも猫であるべきで

家猫とか
野良猫とかいうのは
猫らしくない

そういう分類は
本来であれば
猫によるものではなかったはずなのに
いつの間にか
猫であっても違わない

どうしたものか

猫たるもの
猫らしく
猫たらしめるべきなのに

いつの間にか
どちらの生き方をするか
考えている

そんなのはもう猫ではない
そう私は思うのであります

だから私はもう猫ではない
それでもあな

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♯猫の詩 野良ったり

♯猫の詩 野良ったり

何が正解なのか
最初からわかっていたらいいのに

そんなことを思ったり
思わなかったり

そして日常が過ぎていく

意味のある時間って何?
意味がない時間なんてあるの?

そんなことを思ったり
思わなかったり

そうして過ぎる日常

今日という日は何?

それでも過ぎる日常

そして今日も一日が終わる

♯猫の詩 野良深さ

♯猫の詩 野良深さ

本当に?
 本当に?
  本当に?
   本当に?

もう慎重すぎるほど疑って
疑って疑って

その先にあるものなんて考えない
そして一つ言えることは
疑ったって何もいいことなんてないのに
疑う

それは野生の本能?
それとも本能の野生?

そのどちらかでもないかもしれないし
そのどちらかではないとも言い難い

何とも言えない
それがいい

♯猫の詩 野良で

♯猫の詩 野良で

できなかったわけじゃない
やらなかった

続けられなかったんじゃない
続けなかった

面倒臭かったんじゃない
こだわりたかった

強くなりたかったわけじゃない
自分の弱さを認めたくなかった

それが言い訳になってしまうから
全部やめた

野良になりたかったわけじゃない
それが野良だった

♯猫の詩 野良の

♯猫の詩 野良の

全ての責任から逃れることが
自由だと思っていた

逃げて逃げて逃げて

やっと辿り着いた場所で
やっと気づいた

自由だと思っていたものが
こんなに満たされないものだなんて

でも今ならわかる
自由にもいろんな種類があるわけで
私が求めていたものが
自由ばかりではないことに

少しの不自由と自由との合間を行き来する
そんな自由だっていい

♯猫の詩 野良

♯猫の詩 野良

何をそんなに焦っているの?

何かをしなきゃ

でも何を?

いつも追いかけられている
でも何が追いかけてきているかは知らない

穏やかな時間が

怖い

だから走る
何かから逃げるように
その何かが、何かも分からないのに

もう走らなくてもいいのに
走る

走らないと焦る
走りたいわけではない
走らないといけない気持ちに走らされている

私は今、どこにいるの?

♯猫の詩 家猫だった

♯猫の詩 家猫だった

早く1日が終われ

そんな風にして過ごす日に
何の意味があるだろう

すっかり寒さに弱くなった私の
足の感覚はもうない
まるで自分じゃないような何かが
そこにある

こんなに寒いのに
まだ寒い
でも
どんなに寒くても
寒いと言う言葉しか知らない私は
寒いということしかわからない

寒い寒い寒い

その言葉を繰り返し
重ねながら

それでも進む

わざわざ誰もいない道を選ぶのは
比べられたくないから

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♯猫の詩 野良なりに

適当に生きてきたわけじゃない
でもここに来たかったわけではない

なんかやりたいことがあるわけではない
でもなにもやりたくないわけでもない

お腹が空いた
でもなんでも言い訳ではない
とくに食べたいものがあるわけでもない

孤独が嫌だ
でも自由でいたい

矛盾
そして矛盾が嫌いという矛盾

覚悟なんてない
責任が怖い

そんな我儘と今日も一緒に生きている