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QOLを上げるには創作がいいらしい

Quality of life は「人生の質」「生活の質」のことで、企業でも健康維持にも使われる言葉で、暮らしの満足度を意味する言葉として考えられそうです。

このQOLを上げるには、手を動かしてものを生み出す創作がいいらしいとvoicyでお二方ほどがお話ししていました。

お一人はミニマリストさん、もう一人はエッセイストさんのですが、暮らしのしかたをアウトプットされている方たちが揃って「ものを作ること」がいいというので、自然と自分でも考えてみたくなってきました。

作り出すものはちいさいものでいいらしい。
そして自分が研究対象にして続けて作り出せるものがおすすめなのだとか。

確かに興味がないにも関わらずそこに時間を集めて制作したところで、暮らしの満足度につながるか、うん、続けていくのは難しそう。

長く作り出す時間を楽しんでいきたいと考えると、自分の好きなことや気になっていることで、作り出すことがこれまでの暮らしの中にプラスの一ピースとしてはめ込んでいけそうなものがいいなあと思いました。

私が好きなのは、暮らしまわりを整えること。
あと、食べること。特に甘いものが好きです。

料理は得意ではありませんが、食べるのは好き。
なら、甘いおやつ作りは?
これなら、甘いものが食べられる楽しみに向かって創作できそう。
しかも、子ども達のおやつにもなる。

そんなこんないろいろと思いを巡らせながら、おやつ創作をスタートさせました。

クッキー
白玉豆腐だんご
おからドーナツ
米粉スコーン

はい、それほど手間のかかるおやつではありません。
もともと、何段階も手順を踏んで、お経のように文字が並ぶレシピを読み解いて料理するのは苦手です。子ども達も素朴な味が好きで、それなら簡単に作れるおやつに特化する、と作っているうちに自分の研究対象はだいぶ絞れてきました。

さらに、最近はパウンドケーキを何パターンも作っています。どうやら出来上がりを切り分けてお皿に乗せるとちょっと洒落たおやつ感あって好きなようで、長女(小6)が帰宅したときにパウンドケーキがあるととても喜んでくれるんです。
ざっくりボウルで材料を混ぜて、型に流しいれて焼くだけなので作業工程も少ないパウンドケーキ。
これはついに出会ってしまったのではないか~と嬉しくなりました。

このときの、ちょっとしたわくわく感や自分の暮らしに無理のない範囲で取り入れられそうなうれしい予感って、さっきまでの暮らし方よりもこの先は少し満足度が上がっていく前触れではないかな、と思ったんです。

買ってくるのは簡単だけれど、手を動かして手間をかけた分、焼き上がりが楽しみで何度かオーブンの前に足を運んだり、焼き上がりのケーキからクッキングシートを外す手が慎重になったり、家の中が甘いいい匂いで包まれていることを感じたり、そういった五感が刺激される悦びが創作の楽しみであり、暮らしの質の向上になっていくような気がしました。

おやつ作りは、ある材料で作れるレシピを探して、作り終えたらレシピ帖に記録しています。
写真を残そうかと思いましたが、長く続けていくために最初から張り切り過ぎるのは止めておいて…ただ、味や食感、焼き加減など、メモは残しておく。

・甘酒と米粉のパウンドケーキ
・バターなしパウンドケーキ
・米粉とヨーグルトのパウンドケーキ
・小麦粉とヨーグルトのパウンドケーキ
・米粉とバナナのパウンドケーキ

ヨーグルトメーカーで自家製ヨーグルトと甘酒を作っているので、それをいかせるレシピや、バターが切れていた時のレシピ、米粉がない時のレシピ、卵1個バージョン、2個バージョンと、何か一つ材料や分量が変わっても「パウンドケーキ」と呼べるゴールにたどり着ける面白さを感じました。

子ども達も「昨日の方が柔らかかったな」「私は今日の方が歯ごたえがあっていいな」などと一丁前に評価してくれています。

米粉パウンドケーキ
長女が好きな眺め

実は編み物も好きで、夏のコットンでカバンを編もうと張り切って本を購入もしていました。だけれど、細かい部分の編み図が理解できない…( ;∀;)

自己流ながらも長女に頼まれていたカバンはできあがりましたが、結局そこから創作の拡がり(いや、やる気の拡がり)は見られずで。
ただ、本の通りに編み物をするのは自分には合わないんだと今回分かったことは収穫でしたから、編み図にとらわれずにざっくりとした理解でも完成できそうなものには挑戦してみてもいいかなと考えるようにしています。

レシピを見ながらの製作も同じおやつを作っていれば流れはにているもので、少しずつアレンジしながらオリジナルのレシピなんてものが制作できたらまた楽しみが一つ増えて暮らしの満足感が上がっていくのかもしれませんね。今は、ただ、食べるのを楽しみに。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。




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