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【要約】勘違いが人を動かす 読書記録42

勘違いが人を動かす 教養としての行動経済学入門

エヴァ・ファン・デン・ブルック


「効果効果」
→人は〇〇効果と言われると、そこに効果があると感じてしまうこと。

「効果効果」は初めて聞いた面白い。


自分自身を過大評価するときは、他人と比較したとき。

自分自身を評価するときに、他人と比較して評価する「他人軸」であることや、周りからの反応で評価する「評価軸」であることで自分自身をうまく評価すること=客観的に自分を見つめることができなくなる。


プラシーボ効果は人を守るために利用されることも。

ニューヨーク市内にある約3250個押しボタン信号のうち約2500個はダミーだそう。

実際に信号が変わるのが早くなるか否かはさておき、押しボタンを押すという行為によって、人がイライラすることを防いでいる。


人はGAPやスペースがあるとそれを埋めようとする心理が働く。

この心理の動きは習慣化に転用できる。


人はどちらの結果も望ましいと考えているときは、不確実性を受け入れやすくなる。

何か大きな意思決定の際に、どちらに転ぼうが正解、どちらに進んでもうまくいく、そう考えられているときは不確実な出来事や要素にあたふたしなくなる。


人は迷ったら他人に倣おうとする。

人と違うことをして否定されることを避けたい気持ちと、人が違うことをしたときに否定したくなる両者の気持ちが相まって、人間はだんだんと同質性を強めていく。


男性ホルモンが増えると人はリスクを取るようになる。

リスクを厭わずパワフルな人の趣味は大体筋トレ。


目標は具体的に想像すればするほど達成しやすくなる。

友人と将来について話し合った後はモチベーションがめちゃくちゃ高まるのはこれが理由。

話すことで目標が具体的になるし、将来の自分を想像する機会になる。

よって目標に対する解像度が上がることでモチベーションが高まる。

つまりやるべきことを行動に移すことができ、目標を達成しやすくなる。


人の無意識は95%で有意識は5%。

無意識が動くように日々の行動やトリガーを設定すると、苦なく自分の行動を制御できるようになる。





○読書記録



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