(読書)令和もやっぱり、ゆるく考えよう。
おはようございます!
今日はこちらのちきりんさんの本です。
ちきりんは、社会派ブロガーですが、
「自分基準で自分の人生を生きよう」
そのためには、
「スキで楽で楽しいことだけをしよう」
とこちらの本で言っています。
冒頭から、「人生は早めに諦めよう」とちきりんは言います。
また、「暇な時間を楽しもう」とも。
そう言いながら、きちりん自身は、外資系で働きMBAも取得したバリキャリの人です。
ドイツでは中学生くらいですでに将来を選別されます。
だから、ドイツ人は不幸だと言う話を聞いたことがありません。
日本では「一発大逆転(ビリギャル的な)」などと、大学受験まで期待を引っ張ったりするので、みんな不登校になったりしてしまうのです。
そのあと無駄に勉強に大金を払ったりするのではなく、「ひまでサイコー!」と好きなことをする時間を楽しめば良いのです。
「過大な夢を持ってはいけない」、というのがちきりんの意見です。
ぼーっと寝て食べてまた寝て起きたら週末終わってた、と言うのは実は最高の休暇なのに、あれしてこれして、と「リア充」しているのは、そろそろやめようよ!ということです。
令和の時代も、一緒ですね。
マネタイズがとことん下手な日本は、国策として「外貨を稼ぐ」方針へと切り替えました。
直近の150円以上の円安に、日銀が介入しなかったことを見ても明らかです。
もう「自分で外で稼ぐのはやめて、外の人に買ってもらおう」
そして、
「観光に来た人にたくさんお金を使ってもらおう」
が、現在の日本の「解答」のようです。
日本人が「自分で頑張るぞ!Make Japan Great Again!」
などと間違っても「高いこころざし」や「高すぎる理想」を持ってはいけないのです。
こちらの本を買った時、ちきりんが、「日本はアジアのイタリアくらいでいい」と言っていましたが、実際に日本のあちこちが、観光地として大人気である様子を見ると、実際に、アジアの料理が美味しき打てみんなおしゃれだけど、政治的にはそこまで大したことないような「イタリア」になりつつあります。
外に出て頑張る時代ではないのであれば、ゆっくり茶でも飲みながら、「適度なストレス」を感じる「やりたいこと」「突き詰めたいこと」をやるのが良さそうです。
暇すぎて「暇だからやること」ばかりになるのも問題です。
自分の欲望に正直になり、マーケティングで周りに押し付けられたものではなく、一点豪華に、どうしても自分が欲しいものを選びましょう。
本当にやりたいと思うことをやりましょう!
というのがちきりんの考え。
投資には「EXIT戦略」という言葉があるとおり、欧米では「やめる」のも戦略。
日本人はとにかく諦めが悪い、とちきりんは言います。
勉強が苦手で好きでもない子供に大金を塾に使うのは間違っています。
無駄な努力を続けることで逆に思考停止になる、というのはこれまでも言われて来たことでした。
個人的には、歳をとってもあきらめきれない人は、さっさと諦めて、頭脳労働や意思決定を若者に任せて、誰もやりたがらない単純作業やクリエイティブな仕事でも行って欲しいと思っています。
諦めの悪い人々は、逆に害になることも多いのです。
ちきりんは、コンサルなどに勤めた後FIREし、「短い時間でも、自由を満喫したい」と書いています。
まさに、私も同じ心境です。
一時期、専業主婦になったこともありました。
とても自由を感じるとともに、漫画をかいたりブログをやったり色々人に教えるビジネスをしたり、試行錯誤でした。不安もありました。
社畜に戻った今となっては、ちきりんの言う「自由」がとても羨ましいです。社畜からどう解放され、どう自分基準で生きるのか。
私のこれからの課題だな、と読み返して思いました。
そして、この「ゆる生き」とゆるく考えよう!は、令和も引き続きトレンドだと思います。
結局、「自分が正当化している消費者としての価格」は人によって1000円だったり、1万円だったり、1000万円だったり、色々なのです。
自分次第です。
みなさんも、ぜひ、過大な夢を持たないようにしましょう。
せっかく寛大な神様から、タダでいただいたからだと空気と地球、楽しく生きましょう。
志は低く、嫌なことはさっさと諦めましょう。
自分基準で、生きましょう。
子供にも、押し付けずに向いていることを見つけてあげましょう。
東大に行っても官僚になっても、過労でうつ病になるだけです。
最近は、民泊ビジネスなどインバウンドが盛り上がっています。
自分達にできることは何か、また人を喜ばせられることは何かを考えて、ビジネスチャンスに繋げていけると良いですね。
皆さんの参考になれば幸いです。
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