プロになると言うこと。

世の中にはもの凄く絵の上手い人とか、
人を惹きつける文章や物語が書ける人、歌や楽器の演奏が上手い人、
好きな物に対して情熱もあるけど、
でもプロじゃないって人が沢山いる。

好きだったらそれで稼げたら1番いいと思うけど、
簡単にはプロにはなれない。
何故か?

作品のクオリティー的な事は今回はさて置き好きな事でプロフェッショナルになるという事は、

気分や環境関係なしに継続的に一定のクオリティでそれを世に出せるかどうか?

100点を出す事に骨を折る事じゃなく、
締め切りまでに80点をコンスタントに出し続けられるかどうか?

そしてそれに執着しすぎず、簡単に人に委ね手離す事が出来るかどうか?

センスとかそういう事よりも、
商品として買ってくれる人がいるかどうかよりも、

根っこの問題として、何よりも先ずこのような事が第一条件なんじゃないだろうか?

これができない人、しない人は、
好きな事は趣味として楽しむのが1番だと知っている人か、

本気で挑まず、まだ本気出してないだけと言い訳している臆病者か、
そのどちらかなんじゃないだろうかと思う。

コンスタントに人に認められる物を作り出し、例えそれが80点でも、
それを良いと言ってくれる人がいるのなら良いのだ!と割り切れ、
それによって報酬をもらえるプロミュージシャンか、

それとも、
自分の納得のいく作品しか世に出さない、作品に妥協しない”アーティスト”か?

紛らわしいことに両方に対して「プロ」と言う言葉は使うことが
できるから、
混乱を招く。

どちらの為なら、私は「苦労」出来るだろうか?
苦労を苦労と思わずにやって行けるだろうか?

、、、、一歩も前に進めないような気分だ。


そもそもそんなに簡単な2つに1つみたいな答えじゃないのかも知れない。

あれこれ考え過ぎて動けなくなるのは悪い癖だ。
言い訳してる時間はもうない。
もうだいぶ長いこと回り道してきたんだから。 

せめて生きているうちに、臆病者からは卒業だ。

“プロとして100点を目指しながらもがいていく事”
を目指してやってみるんだ。

身をもって得た事だけを胸に、前に進もう。

「作った物が君を導いてくれるはず」と、

誰かが囁いた。

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