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「いつのまにかミニマリスト」続編とでも言っておこう。

「これだけはしない。選ばない。」
そう思う仕事、状況、物事をピックアップしておけば十分。

したくないリストに入らないのなら、したいこと。興味があること。
残った中で何が一番なのかは、行動しているうちに浮き上がってくるだろう。

自分探しという言葉があるくらいだから、したいことを考える人は多い。
でも、しないことをしないだけで好きなことが残る。
したいことではなく、しないことを明確にすれば理想の生き方に近づいていく。

ある頃からミニマリストという名札をチラつかせるようになった。
減らす努力も増やす努力もしない。
必要か不必要かを分ければいい。

ミニマリスト宣言している割には、衣食住から無駄を削ぎ落しているかというとそうでもない。
色とりどりの食事もインテリアも、おまけに酒も旅も好きだ。
生活そのものが最小限ってわけでもない。

私なりのミニマリズムは、しないことを考える。
使わないものを持たない。合わないものを持たない。行きたくないところに行かない。そんな感じ。

似合う色と型を理解して、好きな色を少しだけ持つシンプルなワードローブと、したくないことを手放す暮らしが残った。
結果としてミニマリストっぽい人になったんだと思う。

「思考も生活も最小限になってしまいたい」と思うことは多々ある。
だけど根本的にワイワイするのが好きだったり、あれこれ考えてみるのも好きだ。
雑念がなければもっとスマートな生き方ができるんだろうけど、人間味のある自分が好きだから残したい。

Minimalism、Simplicityを大切にするのは生き方によってたどり着いた人格だろう。
元ある賑やかな性格では想像つかなかったからこそ、出会うべくして出会った言葉だと思っている。

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