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たけのこの時期になると人類の食への探究を考える【漫画あり】

土日は漫画を投稿します〜。

今日は今が旬のたけのこ。

毎年、お義父さんと夫がたけのこをとりに行きます。そのたけのこをお義母さんが下処理をして、たけのこご飯も作ってくれます。

お義母さんは料理にサヤエンドウとかミツバとかいつも緑をそえていて、こういうことができる人が私は上級者だと思っています。なくてもいいけど、この一手間をかけられるところ。
一気に「み、店?!」感が。

そんで毎年この時期思うのは、たけのこ最初に食べようとした人すごない?

たけのこ掘ったことある方ならわかると思うんですけど、とれる時期って短いんですよね。土の上からひょっこり出てたらもう遅くって、出そう!ってところを探してやさしく掘る。

この時点で昔の人、何回も「遅かったー!」ってやってると思うんですよね。

んでそのあと皮むいて…てこの先の作業量考えると、す、すごない?て思います。
ここまで辿りつくのに、村の人同士であーだこーだ話してたりしたのかなぁって考えちゃう。

今年はイノシシに結構とられちゃってたみたいで、イノシシもわかってるんでしょうね。めぼしいところもう掘られてたって。もうたけのこの取り合いです笑 イノシシはそのまま食べてんのかな(そりゃそう)。

あと食材でいうと、カニとかも海であれに出くわしたら、ちょっとぎゃーってなりそうですけど。今ではツメがうまいとかミソまで食べちゃって。

でもやっぱ頂点はフグでしょうか。たぶんここまでにすごい人数、命落としてると思うんですが…。命かけてる。
ふつう、毒あるとあきらめるじゃないですか。キノコとか食べちゃダメ!ってなるのに。

それでもおいしいから?なのか、どこに毒があるのかを探して免許まで必要でそこまでして食べる人類の食への探究というか。執念というか。おそろしいものがありますね。

と、毎年この時期たけのこをもらうたびに思います。
おいしいものをいただけるのも、先人の知恵と勇気と探究のおかげということで。

ごちそうさまでした!

おわり

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