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ひとくちレビューまとめ(本、漫画)

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整理用にまとめてます。 読んだ本、漫画などを一緒くたにしてます 数が増えたら分けたい。 【おススメ度の☆について】 主の主観です。好みにかなーり左右されているのでご参考までに。 … もっと読む
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記事一覧

【ひとくち小説レビュー】録音された誘拐

【ひとくち小説レビュー】録音された誘拐

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『録音された誘拐』 阿津川辰巳

【おすすめ度】
☆☆☆

【あらすじ等】
大野探偵事務所の所長・大野糺がある日誘拐された。
犯人の犯罪請負人のカミヤマは身代金を要求。
しかし、受け取る前に糺の姉も誘拐してしまう。
糺の助手、山口美々香は糺を助けようとする。
美々香は異常なほど耳が良くて…。

【感想】
一本だけでも面白いけ

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【ひとくち小説レビュー】南極点のピアピア動画

【ひとくち小説レビュー】南極点のピアピア動画

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『南極点のピアピア動画』 野尻抱介

【おすすめ度】
☆☆☆☆

【あらすじ等】
4編からなる連作短編集。
大学院生の主人公、蓮見省一の夢はある日を境に断たれてしまった。
さらには恋人までも彼の元から離れてしまい、落ち込む日々。
省一は恋人への未練を歌唱用ソフトウェア・小隅レイに歌わせ動画サイトにアップする日々を送るばかり。

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【ひとくち読書レビュー】世界中で危ない目に遭ってきました

【ひとくち読書レビュー】世界中で危ない目に遭ってきました

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『世界中で危ない目に遭ってきました』 荒井奈央

【おすすめ度】
☆☆☆

【内容等】
10代の頃から世界を飛び回っているバックパッカーの荒井さんの旅行譚。
警察に連行された経験や、ドアマンに襲われた経験など、荒井さんが実際に旅をする中で起きた出来事をまとめた1冊。

【個人的に印象に残った部分メモ】
・アメリカのルームシェ

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【ひとくち読書レビュー】なぜ生きる意味が感じられないのか 満ち足りた空虚について

【ひとくち読書レビュー】なぜ生きる意味が感じられないのか 満ち足りた空虚について

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『なぜ生きる意味が感じられないのか 満ち足りた空虚について』 泉谷閑示

【おすすめ度】
☆☆☆

【内容等】
「人生に意味が持てない」と感じる若者に向ける1冊。
物や娯楽の多い現在で、どのように生きるべきか。
神話や哲学、文学作品からヒントを得て著者の泉谷さんがまとめた。
無気力な若者に送る現代社会を生きぬく方法がかかれた

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【ひとくち漫画レビュー】世界は終わらない

【ひとくち漫画レビュー】世界は終わらない

おはようございます。

読んだ漫画のひとくち感想です。

本日は、この漫画!

『世界は終わらない』 益田ミリ

【おすすめ度】
☆☆☆☆

【あらすじ】
書店で勤める主人公・土田新ニ(32)は、お客様に喜んでもらえるように、コツコツ働く日々を送る。
毎日、職場と自宅を往復する日々の中で、1度しかない人生について考える。
荒んだ心に響き、前向きな気持ちになれる1冊。

【個人的に好きなポイントメモ

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【ひとくち小説レビュー】樽とタタン

【ひとくち小説レビュー】樽とタタン

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『樽とタタン』 中島京子

【おすすめ度】
☆☆

【あらすじ等】
小学生だった主人公は帰りに喫茶店に通っていた。
大きなコーヒー豆の入った樽の側でいつも過ごしていた。ある日彼女は常連の年老いた小説家から「タタン」とあだ名をつけられる。
「タタン」と喫茶店のくせ者常連客との日常を描いた、9篇からなる連作短編集。

【個人的に

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【ひとくち小説レビュー】イヴリン嬢は七回殺される

【ひとくち小説レビュー】イヴリン嬢は七回殺される

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『イヴリン嬢は七回殺される』 スチュアート・タートン 三角和子(訳)

【おすすめ度】
☆☆☆

【あらすじ等】
仮面舞踏会に興じる人々が集う、森の中の館。
そんな館に主人公は記憶を全て失った状態で辿りついた。
招待主の令嬢・イヴリン嬢を殺した犯人を見つけるまでループし続ける主人公の物語。
だが、ループを繰り返すうちに、主人

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【ひとくち漫画レビュー】ふしぎの国のバード 1巻

【ひとくち漫画レビュー】ふしぎの国のバード 1巻

おはようございます。

読んだ漫画のひとくち感想です。

本日は、この漫画!

『ふしぎの国のバード 1巻』 佐々大河

【おすすめ度】
☆☆☆☆

【あらすじ】
イギリス人の主人公イザベラ・バードは、日本文化を記録に残すため、はるばるイギリスから明治初頭の日本にやってきた。
数々の冒険譚をしたためてきた彼女は日本人すら恐れて近づかない最北の島「蝦夷ヶ島」に行くために、通訳の伊藤鶴吉と共に日本列島

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【ひとくち読書レビュー】へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々

【ひとくち読書レビュー】へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々』 鹿子祐文

【おすすめ度】
☆☆☆

【内容等】
権力も財産もない人々が自分たちの「居場所」を確保するために作られた特別養護老人ホーム「宅老所よりあい」の創業者たちのお話です。
偶然巻き込まれたこの本の著者であり、雑誌「ヨレヨレ」を個人で出版している鹿子さんが面白おか

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【ひとくち読書レビュー】すべての日本人のための日本一優しくて使える税金の本

【ひとくち読書レビュー】すべての日本人のための日本一優しくて使える税金の本

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『すべての日本人のための日本一やさしくて使える税金の本』 久保憂希也

【おすすめ度】
☆☆☆

【内容等】
元国税調査官であり現在経営コンサルタントとして働いている久保さんによる税金に関する入門書的な1冊。税金の基本的な仕組みをバーを舞台にした寸劇を例にわかりやすく解説しています。

【個人的に印象に残った部分メモ】
①先

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【ひとくち小説レビュー】終点のあの子

【ひとくち小説レビュー】終点のあの子

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『終点のあの子』 柚木麻子

【おすすめ度】
☆☆☆

【あらすじ等】
プロテスタント系の女子高に通っている女子生徒の複雑な人間関係を描いた短編4編による短編集。

【個人的に好きな部分メモ】
➀自分の知らないものに憧れを抱いたり、チャラい大学生をかっこいいと勘違いしたりするのがリアル。女子高あるあるがこれでもか。というほど

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【ひとくち小説レビュー】グランドシャトー

【ひとくち小説レビュー】グランドシャトー

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『グランドシャトー』 高殿円

【おすすめ度】
☆☆☆

【あらすじ等】
義父との結婚を迫られた主人公・ルーはキャバレーに逃げ込む。
No.1ホステスの真珠の家に居候し、仲良く暮らしていた。
しかし、そんな真珠が下町に暮らし続けるのを不思議に思ったルーは彼女の過去を探るが…。
高度経済成長期の日本を舞台に繰り広げられる女の生

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【ひとくち小説レビュー】俺ではない炎上

【ひとくち小説レビュー】俺ではない炎上

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『俺ではない炎上』浅倉秋成

【おすすめ度】
☆☆☆☆

【あらすじ等】
ある日突然、インターネット上で殺人犯にされてしまった会社員・山縣泰介
本人は全く身に覚えがない中、群衆、警察から逃げて行く。
日本中を敵に回す中、果たして彼は、自らの潔白を証明することができるのか…!

【個人的に好きなポイントメモ】
①泰介が走ってい

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【ひとくち小説レビュー】紅蓮館の殺人

【ひとくち小説レビュー】紅蓮館の殺人

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『紅蓮館の殺人』阿津川辰海

【おすすめ度】
☆☆☆

【あらすじ等】
勉強合宿を抜け出し、山奥の文豪の館に辿り着いた主人公・田所と友人の葛城。
落雷による山火事が発生し、館の中に文豪の一族と共に救助を待つことに。
そんな中、圧死した死体が見つかり…。
館の全焼のタイムリミットが迫る中、真実を見つけることが出来るのか…。

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