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AIツールを使えば誰でも英語で働けるようになった

私は現在英語公用語の会社で英語話者のエンジニアと働いている。今の会社に入る前は誰一人英語を話さない日系企業に勤めていたため、この会社に入ってから英語を必死で勉強した。

今となっては英語である程度仕事をこなせるようになってきたが、入社当初は英語が全く分からず本当に苦労した。

  • 一つのメッセージを英語で送るのに30分かかる

  • 英文の意図が分からず何度も読み返して、Google翻訳でなんとかする

  • 英語が聞き取れず、会議ではお地蔵さん状態

  • 英語だと言いたいことも言えず、後からチャットで伝える

そんなひどい状態だった。

しかし、そんな私を救ってくれた存在がある。そうAIツールだ。2023年はAI元年といってもいいぐらいAIが一般化した年だった。ChatGPTなどAIツールが私たちの仕事の仕方を根本的に変えてくれた。

私が新しい仕事を始めたのもちょうどその頃だ。自分の英語力だけではついていけないと痛感した私は、自分の英語力を上げる方法ではなく様々なAIツールを利用して英語の仕事についていくという戦略を実行した。

その結果は驚くべきものだった。
AIを補助輪として利用することで、英語力が高くないにも関わらず、なんとか英語で業務をこなせるようになったのだ。

2024年に入り、IT業界はグローバル化を余儀なくされている。日本人エンジニアだけではエンジニアの絶対数が足りないことが明白なので、様々な企業が英語公用語化を実施し、外国籍エンジニアを採用している。私の予想では5年以内に英語が使えないエンジニアは仕事がなくなると思っている。(少なくとも、第一線では確実に働けなくなる)

そのため、私のように英語力が十分ではなくても英語で働かないといけない人が増えてくるだろう。
この記事では、そんな人たちのために、英語力が十分ではなくても様々なツールを使いこなして英語環境で働けるようになる方法を紹介する。

現在、どうしても英語で働かないといけない読者や将来英語で働いてみたい読者の参考になれば嬉しい。
また、この記事に書いてあるテクニックは英語で働ける仕事を手に入れるための採用選考でも使えるテクニックであるため、英語就職にチャレンジしたい人にも読んでもらいたい。


リーディング・ライティング

リーディングとライティングはAIと非常に相性がいい。

英文がわからなければ、英文をコピペしてChatGPTに翻訳させたら正しい日本語が返ってくる。ChatGPTでなくても、Google翻訳やDeepLなど優れた翻訳ツールはたくさんある。

今の時代、それらのツールを使えばリーディングに関して困ることはありえないだろう。

また、ライティングもChatGPTで十分だ。

日本語で文章を書いて、ChatGPTに英訳を頼めば完璧な英語が返ってくる。

このように、仕事で使えるレベルの英文はChatGPTが作成してくれる。

英語で働くことに関して言えば、リーディングとライティングはChatGPTがあれば困ることはない。

Grammarly

ライティングは、ChatGPTだけでなく、Grammarlyも非常に有用なAIツールだ。

GrammarlyはPCにインストールすると、英文を書いているその場から英文の文法間違いや綴り間違いを訂正してくれる。
まるで、AIが一緒に英文を書いてくれているような感覚になる。

ChatGPTでの和文英訳は完全にAIに任せきりになるため、英語力向上には寄与しづらい。しかし、Grammarlyは英文をリアルタイム添削してくれるので、仕事をしながら英語ライティングの学習にもなる。

スピーキング

英語で働くうえで大きな障害になるのがリスニングとスピーキングだ。

リスニングに関してはハックが難しいが、スピーキングはテクノロジーを使うことで一気に楽になる。

これは外資系企業で働いている日本人の方に教えてもらったテクニックなのだが、

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