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仕事=労働・経済的手段と考えるをやめたら、人生が楽しくなった

会社員をしていた頃。特別、仕事が大っ嫌い!というわけではなかったけれど、仕事は労働であり、経済的手段という認識でした。仕事をしなくては生きてけないため、「強制的に」人生の時間や労力を費やして、代わりに経済的な豊かさに引き換えるものだと捉えていました。

日曜日の夜のアニメテレビ 「サザエさん」を観ると、翌日からの仕事が頭をよぎり、憂鬱になる……という「サザエさん症候群」があるように、仕事をネガティブなものと捉えている人が多いのではないかと感じています。
そこにはかつての私と同様に「仕事=労働・経済的手段」という考えがあると思っています。

しかし、私はそのような考えを手放すことができました。

会社員をやめてフリーランスとなった今。仕事に対する価値観が変わり、「自発的に」人生の時間を仕事に費やして、代わりに人生の豊かさに引き換えることができています。

今回は、人生が楽しくなった「仕事に対する価値観」について書いてみようと思います。


「事」に「仕える」ことが仕事である

まず「仕事=労働・経済的手段」という考え方をやめました。仕事という漢字の意味を紐解くと
「事」に「仕える」
何かに一生懸命にあることが、仕事のあるべき姿
なのです。

「仕事」は「人生を充実したものにするための一生懸命になれる何か」であることが第一条件です。

しかし、多くの人が仕事の第一条件を経済的手段としているため「強制的に」せざるを得ないものとして、ネガティブなものになってしまっているのです。

とはいえ、家に住むにも、生きていくための食糧を手にするにも、基本的にはお金が必要です。莫大な遺産を相続したり、宝くじで大金を手にしたり、株や事業投資など不労所得を手にしたりしない限り、自分で生きていくためのお金を稼がなくてはいけません。

そこで「仕事=労働・経済的手段」ではなく「仕事=人生を充実したものにするための一生懸命になれる何か」にしたときに、たまたまお金も稼げていた✌️という状態を目指しました。

仕事=労働・経済的手段ではなくす方法

仕事=労働・経済的手段ではなくす方法として、2パターンを考えました。

好きなこと・楽しいことを仕事にする

好きなこと・楽しいことを仕事にすることは、簡単です。しかし、私の目指す「たまたまお金も稼げている」という条件をつけると、少し難易度が上がるかもしれません。

私は、Webマーケティングの仕事を選びました。Webマーケティングという職種の重要性、特性、やりがいなど、自分に合っているとも感じていたためです。また、会社員ではなくフリーランスの方がメリットが大きいためフリーランスという働き方を選びました。

  • 個人のスキルが高められる

  • 時間の自由度があがる

  • 稼げる

  • 人間関係が広がる

  • 人生経験 etc……

Webマーケティングの他にも、私にとって好きなこと・楽しいことはたくさんあり、好きなこと・楽しいこととしての仕事の候補はありました。
例えば、お菓子作りや音楽、散歩をすること、カフェでのんびり過ごすことも好きです。これらも十分仕事になり得ますが「たまたまお金も稼げる」という条件を満たすことは難しいと思いました。
そのため、私の今の仕事は、Webマーケティングにしました。

今の仕事を好きになる・楽しむ

私は好きなこと・楽しいことであるWebマーケティングを仕事にして、お金も稼げていますが、好きなこと・楽しいことを仕事にして稼げないこともあると思います。

また、私もWebマーケティングの仕事の全てが好きで楽しいわけではありません。データを修正するような地味な作業があったり、コミュニケーションにストレスを感じたり、嫌だなぁ、と思うこともあります。

そんな場合、「今の仕事を好きになる・楽しめる自分になる」ことができれば、好きなこと・楽しいことが仕事になっている状態ができます。この場合、経済的手段であった仕事が好きになことになっているので、理想の状態が作れていることになります。

楽しい仕事があるのではない。仕事を楽しめる自分があるだけ

では、もう少し具体的に「今の仕事を楽しめる自分の作り方」について書きます。

世の中に楽しい仕事なんて存在しません。仕事は仕事でしかなく、楽しい仕事という表現があるのは、どんな仕事でも楽しめる人がいるためです。

仕事を楽しめる人間でなければ、何回転職したって、新しい事業を始めたって、不満を言い、仕事をエガティブなものと捉えることしかできないのです。

教会を作るためにレンガを積んでいる人に、「今、何をしているのですか?」と聞きます。

ある人は「レンガを積んでいます。」と言います。
ある人は「教会を作っています。」と言います。

しかし、どんな仕事でも楽しめる人は
「世の中が穏やかになるように、人々の心の拠り所を作っています。」
と言うのです。

もう少し身近な例にします。
クライアントへの営業資料を作っている人に、「今、何をしているのですか?」と聞きます。

ある人は「パワーポイントで作業しています。」と言います。
ある人は「クライアントへの営業資料を作成しています。」と言います。

しかし、どんな仕事でも楽しめる人は
「素晴らしいサービスを提供して、世の中を豊かにしようとしています。」
と言うのです。

どれも同じ仕事をしている人の回答ですが、仕事に対する視座が圧倒的に異なります。レンガを積む作業もパワーポイントでの資料作成も、視座を高めて取り組めば、価値ある仕事として楽しくなります。

楽しくない仕事をするなんて、自分がかわいそうじゃない?

こうして、どんな仕事も目の前の作業ではなく、その先で発揮する価値に目を向けることで楽しくすることができるのです。
「仕事=人生を充実したものにするための一生懸命になれる何か」であり、たまたまお金も稼げていた✌️という状態は最高です。限りある人生の時間や労力を好きなこと・楽しいことに費やすことができるのです。

私がこのような考えに至ったきっかけは、人生の時間や労力を、楽しくない仕事に費やす自分がかわいそうだと思ったことです。

一度きりの自分の人生を、どの瞬間を切り取っても楽しい!幸せ!最高!と思えている状態にしたくありませんか?

朝から電車に詰められ、楽しくない仕事に時間や労力を費やし、へとへとになってベットに就く。その結果として得られるのが、少しの給与所得と休日の息抜き。もっと自分に自分の人生を楽しませてあげたい!理想の人生に近づけてあげたい!と思いました。

明日、どんな仕事をしますか?

好きなこと・楽しいことを仕事にしながらお金を稼ぐこともできますが、自分の仕事に対する視座を高めることで、どんな仕事も楽しめる自分になれます。
機械的な事務作業だって、ゴミ拾いだって、トイレ掃除だって、その先には世の中の役に立っていて、価値ある仕事です。

価値ある仕事に一生懸命になれれば、人生は豊かになります。

みなさんは、明日、どんな仕事をしますか?

私は、明日も仕事が楽しみです。

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