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地獄にはみえない神のトリック

ぷりずん地球人時代の勘違い備忘録

強烈な不幸が。
連発して現象化し。
幾度となく襲ってくる。
悪夢のような毎日。

地獄のような日々。

人によって。
心の強度が違うから。

心を誰かと交換したら。
もしかしたら。
自分よりもさらに悲惨な地獄の日々を送ってる人もいるかもしれないし。
自分の方がよっぽど悲惨な地獄の日々を送っているのかもしれないけれど。
心の交換なんてぷりずん地球人にはできないから。

心の強度が千差万別に違うから。
大切なのは(自分の心ではこのレベルでは地獄に感じる)と。
「自分だけの自分ひとつの基準」を。
第一段階で。
とにもかくにもしっかりとつかみ取ることで。
他の誰とも比較できない。
自分一人前いちにんまえの苦しみや。
自分一人前いちにんまえのつらさ。
それによって増幅する憎悪は。
誰のものとも完全に一致することはなく。
「千差万別」すぎるのだと。
できるだけ早期に悟ることで。

事の発端。
どうして?
なんで?
とつきつめすぎるほどに。
つきつめて。



悟った「千差万別」をたよりに。
自分のものさしで自分の目に映るものを判断することを辞めることが肝だった。

地獄というのは。

自分のものさしで自分の目に映るもの自分が創った現象化を自分の責任ではないと判断して嘆く間ずっと継続する状態そのもののことだった。

自分の作った檻の中にいることに気がつかないから。
外に出る必要がなく。
自分の作った檻の中の不自由や不幸は。
自分が創った自分から分裂した他人がもたらすようには見えない。
自分とは違う赤の他人が危害を与えているようにしか見えない。
☝この視点状態で存在している間がぷりずん地球人だった。


悟った「千差万別」で。
孤独になったら。
その孤独をどう使うかで。
地獄のメビウスの輪を陰転させたままひたすら同じような状態に至る現象化をぐるぐる回るのか。
地獄のメビウスの輪を時折・陽転させたり、時折・陰転させたりしてぐるぐる回るのか。
地獄のメビウスの輪を陽転させたままひたすら同じような状態に至る現象化をぐるぐる回るのか。
地獄のメビウスの輪を体得して進化することで地獄を洗濯機に進化させてぐるぐる回るのか。
変化した。

「千差万別」で得た孤独に。
自分のストーリーとして感情・意識を添加することで。
他人に見える自分に。
自分のものさしではかった現実をぶつけることで実現化するうちは。
陰転のままだろうが。
陽転と陰転をくりかえそうが。
陽転のままだろうが。
おかまいなしカオスに。
謎解きにはほど遠い現実を流転させられた。


いったい。
何回。
流転したのだろう?
満を持すまで…。


いろんなくり返しをくり返しすぎて。
ある時。
同じくり返しはしないようにしてみよう。
と思った。
やられたからやり返すことはすでにたくさん試していたので。
やられてもやり返さなかったらどうなるか?の段階に入っていた。

すると。
今までやっていたこととは違うことをしたことで。
今までくり返していた現象化とは違う現象化が現れた。
やられても、やり返さないのに。
いつまでもやられ続けた。

今までのように。
やられたからやり返す世界は
こちらも、あちらもやりあっていたから納得できていた。

ところが。
やられても、やり返さない世界では
やっていなくても変わらずにやられていた。
やられても、やり返さないのにやられ続けることに納得できなかった。

けれど。
「同じくり返しをすると同じくり返しが生まれること」はもう知っていて。
不毛すぎると知っていたから…。
ここで「納得できないから」なんて理由でやり返すことで。
すべてを台無しにするのはバカバカしかった。


どうして、こうも。
何もしていないのにやられるのか?
くりかえすのか?


満が持した。
すべての可能性が消えた。
そこに見えたのは「ひどいことをし続けていた自分」だった。


(ああ、なんて自分はひどい人間なのだろう。)



ただ、単純に。
受け入れた。
恥ずかしすぎて死にたくなった。
でも。
死ぬこともできない。

自分がひどい人間であったことを悟って。
自分で自分を傷つけていたことを体得したら。
自分である傷つけた他人に対して。
謝るだけでは済まないから。

相手の気持ちがどんなだったか?
体験することで体得する場が「この地獄のような日々」だったとすれば。
唯一素直に納得できた。

なんて、自分はひどいことをし続けていたのだろう?
「千差万別」で得た孤独は当たり前にもたらされていた。
自分のせいしかなかった。


地獄にはみえない神のトリック
何度も何度も過ちをくり返し。
何度も命を捨て続けていたけれど。
地獄にはみえない毎日が。
地獄だと体得理解出来た瞬間。
神の意図が天から降りてくることで。
やっと外に出ようとするこの仕組み…。


驚愕しかない。



「千差万別」で得た孤独が。
「本当の意味での優しさ」という鍵になる。

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