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君と一緒に観た映画に隠されていた悲しい秘密。

私の誕生日は君の家に久しぶりにお泊り。

これ以上の幸せなんてない。

美容室で髪の毛を切り。
少しだけダイエット。
君に前よりも可愛いと思われたくて。
新しいお洋服も買ったの。

君に会う日の前日はいつもより念入りに
ボディーケアした。
楽しみであまり眠れなかった。

新しいお洋服に身を包み
君に会いに行った。

君はまた更にかっこよくなっていたね。

夏の日差しは暑く
どこかに出かける気力がない私達は
君の家でゆっくり映画を観ることにした。

途中スーパーでお酒を買った。

君の家に着いたら早速映画を観る。

作品は君が選んだもの。

君と初めて映画を観た記念日だ。



だけどね、わたし知ってるの。


君が別の女の子と一緒によく映画を観てること。

そして私達が観てるこの映画
君が選んだこの作品、、

君が今度その女の子と、この映画のシリーズ2を観ることも。

全部、全部、わたし、わかってるの。

君はこの映画のシリーズ1を観たことがなかったんだね。

少し胸がチクッてするけれど
私は君の近くにいられるだけで幸せだよ。

君が映画を観ながら優しく私の頭を撫でてくれる。

それだけで涙が出るくらい幸せよ。

ほんの少しの苦しいを封印して。

少しだけ泣いたらまた頑張らせてね。






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