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はじめまして

在宅介護は、楽ではありません。
が、しかし、、、
現在61歳の私が、自宅で祖母と同居していた子供時代は、ご近所さんにも同じようなご家庭が多くありました。
昭和30年代から昭和50年代ころまで、でしょうか。
病院に入院したまま亡くなられる方もいらっしゃいましたが、各家庭での看取りが、多かったように思います。第二次世界大戦後の影も残す中、高度成長期の活気がある時代でした。主婦も含め休みなく働いていた大人たち。いろんな摩擦もあったようです。

今、介護されている方々の多くは、そんな時代を生き抜いてきました。
耳年増になるくらい、ご近所の人間関係や男女関係、社会問題に至るまで、いろんな噂話が舞って、子供の耳にも入ってきた時代。本当のことも膨らんだ話も、全くの嘘もあったことでしょう。
良くやってきたものだ。としか言えませんし、又、頭も下がります。
そして、病院や介護施設で介護される場合とは違う、身内の在宅介護。
いろんな家族のカタチがあります。
私も、パートや子育てと絡めながらやってきましたが、はっきり言って楽ではありません。
パートの介護の仕事では、新しい利用者さんにお会いするたびに、新しい緊張感と少々の苦痛もともなった楽しみや尊敬が生まれ、
また、ご自宅で身内の介護に携わってきた方々からは「習うより慣れよ」という実感と知識、底力のある思いやりを頂いております。

私は、子供にも手伝ってもらいながら、よれよれのみっともない介護をしてきました。煮詰まってくると、日々移り変わる自分の感情と向き合いながらの介護になります。平成17年(2005年)に父を看取ったあと、平成19年には補佐的に手伝っていた叔母を、平成28年(2016年)には癌の叔父を、令和2年(2020年)には、毎日、通いで介護しその後3年間施設入所していた母を
看取りました。ここ何年かは、子供の頃からお世話になっていた叔母の家事援助をしていましたが、今年(2021年)の3月に入院、4月に転院、5月に施設入所となりました。

次回からの記事を読んでいただき、
あなたの肩の力を少しでも軽くしていただければ何よりです。
(ヘッダー写真は、私の気持ちを和ませてくれた庭の植物たちを撮りためたものです。お楽しみくださいね!!)





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