ある日、太郎が海辺を通りかかると、大量の亀がいじめっ子を取り囲んで袋叩きにしていました。

太郎も日頃からいじめっ子に恨みがあったので、どさくさに紛れて、ここぞとばかりにいじめっ子をタコ殴りにしました。

いじめっ子が気絶すると、一匹の亀が言いました。

「お手伝いいただきどうもありがとうございます。おかげで仕事が早く終わりました。お礼に竜宮城へお連れいたしましょう」

（以下略）