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新たな顧客ニーズから生まれたハードウェア「RemoteView Box」開発秘話と活用シーン

働き方改革やDXに活用できる様々なリモートツール(リモートアクセス / リモートサポート / Web会議ツールなどのソフトウェア等)を多数開発・販売しているRSUPPORTですが、実はハードウェアの開発にも力を入れています🔥製造業DXの影響で近頃、特に人気のハードウェア製品「RemoteView Box」!今回はこの開発に携わったハードウェア開発チームの責任者に開発にまつわるエピソードを聞いてみました😃

❝「RemoteView Box」はソフトウェアのインストール不要で
どんなデバイスでも安全な遠隔制御ができるハードウェア❞

ー RSUPPORT ハードウェア開発責任者インタビュー
ハードウェア型リモートKVMデバイス「RemoteView Box」✨

Q.「RemoteView Box」開発経緯を聞かせてください!

「RemoteView Box」は、その名の通り「ボックス」型のリモートアクセス用ハードウェア製品です。遠隔地の機器にソフトウェアをインストールする必要なく、ハードウェアを直接接続し、簡単な設定だけで即座に遠隔制御ができます!インターネットに直接つながっていないPCやサーバーと製品をケーブル接続することで利用できるため、ソフトウェア型のリモートアクセスツールよりも安全で安定的な遠隔制御ができる点、遠隔地PCにモニターやマウス、キーボードが無くても、簡単に遠隔操作ができる点がポイントです💡

弊社RSUPPORTは、これまで国内外の数多くの企業にリモートアクセスサービス(SW)を提供してきましたが、その中でソフトウェアをインストールできない環境やネットワーク分離、閉域網ように外部からのアクセスが制限されているような場所でもリモートアクセスを必要としている現場がたくさんある!ということを知ることとなりました。

ソフトウェア方式の遠隔制御はシステム電源がオンになってこそ可能なため、このようなお客様のニーズを解決するためにはどうすればよいだろうか?考え続け、結果としてハードウェア型のリモートアクセス製品を開発する運びとなりました。

Q.「RemoteView Box」だけの強みは?

「RemoteView Box」の強みをいくつか挙げてみます。

✅どんな環境でもスムーズな遠隔制御を

遠隔地のデバイスがWindowsでも、Androidでも、どんなデバイスであっても「RemoteView Box」を使えばスムーズで快適な遠隔制御を行うことができます。また、システムの電源を入れた時、WindowsなどのOSが起動する前にBIOSに入ることができる、という点も強みかと思います。サーバーを新しいものに取り替えたり、ハードディスクに問題が発生して交換する必要がある場合なども、サーバーに「RemoteView Box」が接続されていればWOL機能を利用し、リモートで電源を入れて起動する前にBIOSを起動させることができます。

​​更には、他社同様の製品はほとんどP2P方式なので、内部ネットワークでのみ接続になります。これに対し、「RemoteView Box」はサーバー方式で外部接続も可能なため、企業のネットワーク環境やセキュリティニーズに応じて内部ネットワークでのみ使用するように制限することもできるし、外部でも遠隔制御を通して業務効率を高めるのに活用することもできます。

ネットワークやファイアウォールなどPC環境の制限を受けない上、BIOS設定のようなブート画面も遠隔制御できるのは大きなメリットではないでしょうか。

✅精密な作業が必要な設計やCAD分野の活用にぴったり⬆️

「RemoteView Box」は、既存のRemoteViewソフトウェアの強みをそのまま持ち合わせています。遠隔地デバイスの高解像度をサポートするRemoteViewの優れた映像処理技術をそのまま「RemoteView Box」に適用しており、PCに与える負荷を抑えつつも、4K解像度の画質を実現しました。​​この技術により、遠隔地デバイスの高度な環境をどんなシステムでもそのまま利用できるため、作業の正確度や精度を高めることができます。特に精密な作業が必要な半導体設計やCADなどの分野で熱い支持を受けております😄

✅複数の遠隔地機器を統合管理⚙️

​​最後に、複数の遠隔地機器を統合管理することができます。実際にお客様企業の現場を訪れてみると、複数の機器をそれぞれ遠隔制御する場合が多く、これらの管理が大変だという声もありました。RemoteViewはソフトウェアとハードウェア方式どちらでも提供しており、統合管理が可能なため、管理の利便性・効率性の面で非常に優れています。

Q.「RemoteView Box」が活躍する分野は?

​​最も興味を持ってくださるのは、やはり製造分野です。製造・生産施設は止まることのない安定した運営が絶対的に重要です。しかしながら、設備管理のために担当者が毎回現場に訪問するとなると、これもまた一苦労‥💦容易ではないのが現実です。

そのため、リモートで設備システムを管理でき、さらにSWインストール型のようなシステム中断の恐れがないハードウェア方式の「RemoteView Box」への関心が高まっていると考えて良いかと思います。セキュリティが特に厳しい施設でも、別途IPの割り当てをせずに「RemoteView Box」を介して事前承認された接続のみを許可して業務を処理している現場もあります。

現場に伺った際、「求めていたものがついに見つかった!あったらいいなあ、とずっと思っていた」や「初めはこのような製品があることを知らなかったが、今では欠かせない存在。とても満足している」のようなお声をたくさん頂きました🙇‍♀​​

おそらく、製造業以外でも「RemoteView Box」を必要としている分野がさらに多いだろうと予測しています。弊社が20年間進化を続けてきた独自のソフトウェア技術と、この10年間蓄積してきたハードウェア技術が加わって生まれたこの「RemoteView Box」、これからも発展し続ける遠隔制御!ニーズに合わせて様々なものを遠隔で制御しよう!という目標で挑戦し続けていくつもりです😀暖かく見守っていただけると幸いです。

ー 最後に ー

長年愛されてきたリモートアクセスソフトウェア「RemoteView」のノウハウをそのまま集約したハードウェア「RemoteView Box」✨開発責任者のインタビューを読んでいただきありがとうございました!

下記リンクより製品の詳細と導入事例をご確認いただけます🙂

✅RemoteView BOXの機能と活用ケースについて
是非チェックしてください!

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