おかざきみずえ

暗黒人生をパステルカラー人生に180度ひっくり返した経験を持つ私が、感じたこと、降りて…

おかざきみずえ

暗黒人生をパステルカラー人生に180度ひっくり返した経験を持つ私が、感じたこと、降りてきたこと、閃いたことを徒然なるままに書こうと思います。 本業は「自分軸レッスン」を開講しているスピリチュアルコーチ&カウンセラー&ヒーラーです。 「言葉の魔術師」でもあります🪄

最近の記事

愛犬が教えてくれた生と死

生と死は究極のテーマ。 でも、生にも死にも執着を持たない動物は「今」を生きている。 そして「家族のため」に献身的に生を全うする。 はじめての愛犬の名前はミミ。小学3年生の時、お友達の家で生まれた子犬をもらってきた。幼い頃から犬が大好きだった私は、犬を飼うことを反対していた両親を必死で説得した。 とても人懐こくて目がクリクリした愛らしい犬だった。 高校2年のとき、お別れがやってきた。病気で歩けなくなり、寝たきりになって、苦しそうに肩で息をするようになっていた。その日の朝、通学

    • 摩訶不思議、家とのご縁の物語

      見えない何かに導かれたり背中を押されたりする事ってある。 我が家が手に入るまでの経緯がそうだった。 転勤族の夫と共に熊本に転居して、慣れた頃に子供たちが「もう転校したくない」と言い始めた。 翌年から長男が中学生になることもあり、次からは夫が単身赴任することに。 熊本勤務の間は社宅に住めるが、次の転勤までに母子3人が住める住環境を整える必要があった。 住んでいたのが文教地区だったためか、近隣の賃貸住宅は家賃の相場がかなり高めと知り、家を購入することも視野に入れ始めていた。

      • 私のスチュワーデス物語

        子供の頃の夢の一つは、スチュワーデスになる、だった。 綺麗な制服を着て、英語が堪能で、スマートな身のこなし。子供心にすごく憧れていた。 物心ついてからも変わらず、将来は英語に携わるお仕事がしたい、とも思っていた。 それが、いざ大学受験を迎えた時、現実を目の当たりにして愕然とした。得意と思っていた英語が全く歯が立たないのだ。 ど田舎の高校生にとって、全国区の模試は超難問に感じた。おまけに、私の辞書には「努力」とか「勤勉」という文字が無く、早々に白旗をあげた。 「英語に携わる仕

        • 野鳥と神社と神様繋ぎ

          数年前から、導かれるように神社に行っている。 感覚が開いてる友人と一緒に神社に行くと、決まって面白いことに遭遇するのだ。 その友人は、神様のお使いを頼まれることが多いらしく、私の目の前でメッセージを受け取ることも度々。 でも、神様からのお告げはかなりアバウトらしく「行けば分かるから」と場所も教えてくれなかったり。 「〇〇を頼まれたんだけど、どこに行けばいいのか、分からないんだよね」 そこから急遽、予定外の神社探しが始まる。 グーグルマップと睨めっこしながら、感覚で場所を探り、

        愛犬が教えてくれた生と死

          私流、壁の乗り越え方

          過去の私は、悩みのデパート状態。 子供の頃から、親からは虐待に近い折檻、学校ではイジメ、大人になっては、パワハラ、モラハラ、子供の不登校、家庭内暴力etc。人間関係も家族関係もトラブルだらけ。 そんな半世紀をひっくり返したくて、どうにか自分を変えたくて、 「自分をぶっ壊してくる!」と実践心理学の世界に飛び込んだ。 そこから数年間、心理学にスピリチュアルに起業に、文字通り手当たり次第、学んだり資格を取ったり技術を身につけたりしまくった。 今度は学びのデパート。 なのに、満たさ

          私流、壁の乗り越え方

          旅のお供は文庫本

          旅好きな私は、ここのところ何かに導かれるように飛び回っている。 飛行機も好きだが、列車の旅はもっと好き。 眠い時は寝て、お腹が空いたら食べて、車窓の景色を楽しみつつ、読みたい時に本に集中する。 だから、列車の旅は3時間ぐらいがちょうどいい。 旅の予定が決まると、まず本を書店に探しに行く。 列車で読む本は、テーマが重くなく、サラサラ流れるような文体で、ほっこり幸せな気持ちになれるのがいい。 少し前の旅のお供に選んだのは、小川糸の「ツバキ文具店」とその続編の「キラキラ

          旅のお供は文庫本

          愛犬とのコミュニケーション

          17年前、バラバラだった家族の絆を結ぶお役目を担って、我が家の救世主としてやってきた愛犬。いいヤツなんだけど、元気が良すぎて躾やお散歩、シャンプーにはほとほと手を焼いた。 それが晩年、一変した。 アニマルコミュニケーションを学んだペットサロンの友人が、愛犬とのコミュニケーションの大切さを教えてくれたのだ。 シャンプーの度に、ガサガサ動き回ったり、台から飛び降りようとしたり、で、友人を手こずらせていた彼が、私が「今日は〇〇さんにシャンプーに行くよー」と何度か声をかけて行くよ

          愛犬とのコミュニケーション

          おばあちゃんの思い出

          「動作」で思い出したのが、30年以上前に亡くなった大好きだった祖母のクセ。 椅子に座ってニコニコしながら、片方の足の裏でもう片方の足の甲を叩く。結構大きな音が出てまるで足で拍手をしているよう。 子供心に「面白いなぁ」と思って見ていた。 そしたら、祖母の娘である母も時々やるし、気がついたら私もパチパチやっている。母子三代にわたる妙なクセ。 その度に温かくて優しかった祖母を思い出す。 子供の頃、母の実家に帰省するたびに、祖母は私たち孫の大好きなものを用意して待ってくれて

          おばあちゃんの思い出

          失敗を怖れる子ども

          私は極端に失敗を怖れる子供だった。 小学生の時、理由は忘れたが学校に遅刻した。「遅刻するくらいなら学校に行かない!」と母に駄々をこねたが聞き入れられず、強制的に連れて行かれた。学校に着くと、全校集会か何かで教室はもぬけの殻。しばらくして級友がドヤドヤ教室に戻ってきた時、なぜか涙が溢れてきた。「みず、どしたん?大丈夫?どこか痛いん?」と顔を覗き込んで優しい言葉をかけられた途端、大号泣した。 また、格子戸がある古風なお屋敷でのお茶会に連れられて行った時のこと。 案内されて、庭の

          失敗を怖れる子ども

          巷の言葉に踊らされないための宇宙の法則

          少し前から「介護脱毛」が流行っているらしい。どうやら、介護してもらう時に清潔に保つように、介助者に迷惑や負担をかけないように、大切なところの脱毛をしませんか?という謳い文句のようだ。 これを初めて聞いた時、 「えーっ?!自分が将来介護される人になるって決めちゃってるの?!」 「介護される気、満々なの?!」と思ってしまった。 「ピンピンころり」という選択肢もあるではないか(笑) (介護脱毛を否定している訳ではありません。念のため。) かつての知人は、夫の兄弟や親族が集ま

          巷の言葉に踊らされないための宇宙の法則

          体と心と魂と

          体と心と魂は三位一体。 密接に繋がっている、と言われている。 実父は先日、大腸ガンの手術を受けて入院中。 手術は治療目的ではなく、余生をより生きやすくするためのもの。 だったにもかかわらず、高齢のためか、ガンの進行のためか、はたまた過去の手術痕の癒着が原因なのか、術後、腹膜炎を起こして緊急再手術になり、生死の境を彷徨った。 当初、2週間程度の入院で済むはずが、思いの外、長引いている。 手術の後、父は錯乱状態が続いた。医師によると、麻酔などの後遺症で70代以上の男性に多いら

          「その図書室は」

          その本は、古い小学校の図書室にあった。 図書室のあの壁のあの辺りの本棚の上から2段目。 50年近く前の話だが、今でも鮮明に覚えている。 背表紙が剥がれてしまっていて、製本テープで何とか修理されているのだが、タイトルさえ分からないボロボロの古い本。 どうやって見つけたのか、なぜか大好きで何度も借りては繰り返し読んだ。 魔女のお話だったと記憶している。 読むたびにグッと引き込まれ、魔女と一緒に箒に乗って空想の世界を旅した。 その図書室は、新しい本は少なかったものの、長い間、たく

          「その図書室は」

          夫と私、さまざまな夫婦のカタチ

          昨夜のこと。仕事帰りにある大切な会合に出掛けていた。終わった後、帰路に着こうとスマホを開いたら、夫からの着信が何件もあった。 夫は20年近く単身赴任を続けている。転勤生活もほぼ終盤に近づき、この春、自宅を構えている熊本に赴任してきた。諸事情で現在も単身赴任中なのだが、週末は毎週のように自宅に帰るため、夫と顔を合わせる時間が圧倒的に増えた。 「何か大事な用事?」と夫に折り返すと、「こんな時間に電話しても出んから、何かあったのかも?」と思って。」だって! えーっ?!心配して

          夫と私、さまざまな夫婦のカタチ

          書くことの魔力

          半世紀もの間抱えてきた生きづらさを克服すべく、ひたすらもがいていた時期がある。 自己啓発本やブログを読み漁り、心理学やカウンセリング、スピリチュアルを学んだり、セッションやセミナーを受けたり、ひたすら自分と向き合ってみたり…。 メンターに「やったら良い」と言われたことも片っ端から実践した。 その中で、面白かったのが「書くこと」だった。 まず手始めにやったのが「ありがとう日記」。 3行でいいから、その日の「ありがとう」を書く。 超ネガティブだった私にとって、最初「あり

          書くことの魔力

          人間関係をリセットしたら、体調不良になった話

          基本、元気が取り柄なんだけど、年に一度か二度、体調を崩すことがある。 今、その真っ只中。 今回の体調不良の原因の一つは、先日、とても楽しいんだけど慣れないことを頑張ったことの疲労が溜まったことだろうな、と思っている。 もう一つ思い当たることがあって、それは、人間関係の大きな手放しをしたこと。 いろいろあって、私の意識の中で、ある友人との縁を切った。 「私と関係のない、遠くで幸せになって下さい」と祈りながら(笑) その直後に押し寄せてきた体調不良。 私のソウルメイト、魂友

          人間関係をリセットしたら、体調不良になった話

          みんなちがってみんないい

          車椅子に乗ったり押したりしてみてはじめて、世の中の機能が「健常者による健常者のための仕組み」になってることに気付かされる。 学校教育のシステムも、「学校教育に適応して、勉強も出来て、集団に馴染めた人」によって作られている。 だから、「学校に行けない」「集団に馴染めない」「お勉強についていけない」「授業がわからない」そんな子供たちが理解出来ないのかもしれない。 当事者にしか分からないこと。 当事者になって、はじめてわかること。 長男は幼い時から、あらゆることが「普通」で

          みんなちがってみんないい