見出し画像

【立ち上がれますか?】良い姿勢の作り方

画像1

こんにちは^_^整体×ヨガのプライベートサロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です^_^

今回は「いい姿勢」の作り方、その参考にしてもらえれば、
という内容の記事です(^ ^)

何か参考にしてもらえると嬉しいです!


できますか?立ち上がりチャレンジ!

画像2

いきなりですが、ここでひとつチャレンジタイムです^_^


①椅子に座り、"頭の位置を前後に動かさずに"立ち上がる

②足を肩幅に広げて立った状態で、"頭を左右に動かさずに"片足を上げる


できましたか??^_^

これ、やってみると分かりますが
全くできません

「難しい」とかではなく、人間の身体の構造、地球の重力の影響下では
できるはずがないのです。


なんで出来ないの?


なんで出来ないのか?答えはとってもシンプルで、

身体の部品(部位・パーツ)は思ってるよりも結構重たい」からです。


人間の身体の部品の重さのおおまかな割合は以下の通りです。

頭→→体重の8%
胴体→→体重の46%

片腕(上腕部〜手の先)→→体重の8%

片足(太もも〜足先)→→体重の15%

例えば体重50kgの人であれば

頭は約4kg
胴体は約23kg
片腕は約4kg
片足は約7.5kg

もあることになります。

立ち上がるときに腰を持ち上げるのも、
立ったまま片足を上げるのも、

普段はそこまで"重さ"を感じることなく行うことができますが

それは無意識の状態で

器用に重心をズラしてコントロールできているから
というわけです。

すごく精密な重心コントロール!
知らん間に身体はしっかりとやってくれていたんですね!

画像3


知らん間の筋トレ


身体中に張り巡らされた神経からの情報伝達と、それを高度に処理する脳のおかげで

人間の身体は器用にバランスをとることができます。


それと同時に、人間が色々な動きを獲得していくために

知らないうちに行われてることが"筋トレ"です!


筋トレ
というと

最近は身体を引き締めるために自らジムに行く人も多いですが、
逆に「筋トレ嫌い」な方も多いはず…


そんな筋トレ嫌いな方でも、怪我などしていなければ

4〜5kgほどの頭を右へ左へ軽々動かせますし、

7.5〜8.5kgほどもある足を軽々と持ち上げ

1日に沢山歩くことが出来ます。


実は、生まれてから今現在にいたるまで
人間の身体は
「身体の部品を動かすのに最も効率的に発達している」
のです!

最も効率的に発達、というのは
「必要な筋肉が必要なだけ、トレーニングされ発達している」
ということになります。


生まれてきたころは首も座らない赤ちゃんが歩けるように至るのには、
「筋力の発達」というのも大きな要素のひとつなわけです。


しかし、この「知らん間にトレーニング」には厄介な点もあります。

「身体の部品を動かすのに最も効率的に発達」といっても、

部品を”どのように動かすのか?”までは管理がされていません。


つまり、座ってデスクワークばっかりの人は、その姿勢が取りやすいように。

背中を丸めての作業ばっかりの人はその姿勢が取りやすいように。

知らないうちにトレーニングされてしまうのです。

そうして筋肉を偏った使い方をすることで、”良い姿勢”を保つのに必要な

筋肉のバランスが崩れてしまい、

筋硬結・血行不良・神経圧迫・凝り・痛み・・・と不快な症状やケガにつながりやすくなってしまいます。

画像4


知らん間の”デトックス”


必要な筋肉は、知らない間に筋トレされており効率的に動くために働いてくれますが、

逆に不必要(使っていない)筋肉はどんどんと落ちていきます。


わかりやすいのは宇宙飛行士さんの例です。

”私はスーツを脱ごうとして、頭を前に傾けた時に、
首と背筋で頭の重さを支えるのを忘れ、
前のめりに頭を地面にたたきつけそうになりました”

これは宇宙飛行士の油井亀美也さんの言葉です。


映画なんかでも、宇宙飛行士さんが宇宙で筋トレする姿は目にしますが、

無重力空間では地球と違って重力に対抗する抗重力筋を使わなくてすむため、

放っておくと、みるみるうちに筋肉は落ちてしまい

地球に帰ってきたときには「重力に耐えられない!」「歩けない!」なんてことになりかねません。


この現象は、宇宙だから起こる、というわけではなく

ふつうに生活していても、使わない筋肉は脳から「不必要」とみなされどんどん”デトックス”されていきます。


つまり、今現在、猫背だったりストレートネック、反り腰など不良姿勢にお悩みの方は

”良い姿勢”を保つのに必要な筋肉が落ちてしまっている
もしくは,、前述の「知らん間のトレーニング」によって
一部の筋肉が過剰に働くことでバランスが崩れてしまっていることが考えられます。


画像5


どうすればいいの?


不良姿勢の改善には、簡単にいうと「筋力のバランスを整える」ことが必要です。

足りない部分をトレーニング(使う・使えるようにする)、

使い過ぎの部分をほぐす

アプローチが必要です。


そういわれると、一番に頭に浮かぶのは「トレーニングジム」や「整体・整骨院・リラクゼーション」などと思います。

確かにジムや整体などは身体のバランスを整えるためのアプローチをしてくれる場所ですが、

それよりも一番大切なのは「日常の”知らん間のトレーニング”」です。


ジムや整体などは、あくまで補助的・サポートの役割であり

「自分の身体の状態に気づく」ために活用することが良い姿勢づくりの一歩といえます。


わかりやすい例えで言うと、

歯医者さんに行って、歯や歯茎の状態、ブラッシングのアドバイスなどを受けながら歯をキレイにしてもらったり、治療してもらいますよね。

しかし、日常で歯磨きをすることがなければ、当然また歯のトラブルは出てきてしまいます(笑)


姿勢に関しても同じで、ジムや整体に行くことはとても大切だし有効的ですが

あくまでも、日常の生活スタイルや、何気ない所作においての身体の使い方の意識が一番の重要ポイントになります。

画像8


良い所作とは?


良い姿勢づくりには「生活スタイル」や「所作」の意識が必要と書きましたが、

生活スタイルの改善といっても、

職業柄、座ることが多かったり、うつむく作業が多いようだと

なかなか簡単には変えられない場合もあります。。


そんな方は、毎日少しでもいいのでストレッチなどで全身を動かしたり伸ばしたりする、何か運動を始める、などがお勧めです。

月並みのアドバイスですが、やっぱりこれが一番です。


もうひとつ「所作」に関してですが、これは誰でもすぐに意識することが可能です。

所作を意識するポイントは

「より自然で、美しいと思える動きを意識する」ことです。

例えば街中を歩いていたり、ダンサーやフィギアスケート、体操選手などテレビで見た時に

「優雅な動きで美しいなぁ」と感じることがあると思います。


こういった感情は「無駄がない、効率的な動き」を見た時に生まれやすいです。

そういった動き方をマネする意識で、何気ない動作も変えていくことが大切です。


具体的には?

良い所作の具体的なポイントは

「身体の中心に近い側を意識して使う」ことです。

腕でいうと、
両手を前に突き出して、掌を上に向けます。
そのときの”小指からワキの下までのラインの筋肉”を使うことです。

何か物を持ったり、手を伸ばして何か掴む時など、小指~ワキの下までのラインを意識してみましょう。

二の腕痩せにも効果的!

不良姿勢や肩こりなどで悩む多くの方が、逆側(親指~肩の外側)を過剰に使っているケースが非常に多いです。


また、足でいうと内もも~親指側の内側ラインの意識が重要です。

特に内ももは使えていない人が非常に多いです。

歩くときや、立っているとき、座っているときでも意識が可能です(^^♪

是非やってみてください。

むくみ、冷え撃退!美脚効果もあり!


また、背中~首は上に長くする意識で重心を高く保つイメージを持ちましょう。

「姿勢をよくしたい!」と思っている方なら、この意識はしたことがあるのではないかと思います。

この意識プラス、腕や足の使い方まで意識することが重要になります。

画像7


まとめ

画像7

ここまで、姿勢を良くするためのポイントを長々と書いてきましたが、

根本のシンプルな部分の話だけですので「知っているよ!」という方や

逆に「そうはいっても、よくわからない」という方もおられると思います。


そんな方は、まずは整体や、ジム、ヨガなどに行って、

ご自身の身体の動きや状態をチェックすることから始めるのがお勧めです。

足りていない部分、使い過ぎな部分は人によって個人差も大きいです。

専門家にアドバイスをもらって、実践していくのが一番の近道ですね(^^♪


ちなみに、僕のサロン【リフレッシュラボ リット】では

整体とヨガ、どちらもパーソナルでお受けいただけます。

マンツーマンで丁寧に施術・レッスンいたしますので、ご興味ある方はぜひご連絡ください(*^^*)


最後まで御覧いただきありがとうございました!

何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪


よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートは、記事にするためのインプット活動費に充てさせていただきます!