見出し画像

異文化に挑む_DIE法

毎日電車通勤をしている。

誰も顔なんて覚えていないけどマナーは守って乗車するのがお互いに気持ちがいいと思うんだけれど、実際はツッコミどころが満載だ。

いつも座れることはほとんどないからつり革に捕まるんだけど、
今日の前に座る人は悪気なく一駅一駅で降りようとする仕草…雰囲気だけ醸してきた。

その度に「座れるかも…!」と淡い期待をしてしまう。小さなことだがこの差は大きい。
いや、小さなことに気になってしまう自分が憎い。

座り直したり仕切りに目を動かしたり、カバンをズラしたり。なにがしたいんだ。

ふと隣の寝ているおっちゃんがいびきをかいていたことに気がつく。わたしは周りの音が気になって電車に乗るときにイヤホンがないとコンビニで買ってしまうくらい無音が苦手だ。
だから周りの音に気がつかないんだけれど、女の人はそのおっちゃんがコクリコクリと動く度に手が女の人に当たるのが嫌だったのかもしれない。

簡単にだけれど、DIE法を使って、(見ていた自分が)後味が悪くならないように、どうしてそうなったかを考えるようにしている。
今日はたまたまゴールにたどり着いたんだけど。

DIE 法とは、自文化中心主義に起因する誤解や摩擦が起きたときに、価値判断を保留し、双方の立場から解釈を試みるスキルを習得するために開発された分析法であり、次の3つのステップからなる。まず 事実を客観的に描写し(Description)、次にその事実は双方にとってどんな意味を持つのか解釈し (Interpretation)、その解釈に基づいてその事実を双方の立場からそれぞれ評価を下す(Evaluation)。

DIE法は異文化間コミュニケーションの手法だけど、なにも外国人でないと使えないわけではない。 とおもう。

電車に乗るあの人もあの人も、他人であり自分とは違う文化の可能性がある。
異文化間コミュニケーションは大それた話をしているわけではないらしい。

そんなことより定期をポッケに入れようとして気が付いた。ズボン反対じゃん。

参考

ありがとうございます!!グッズたくさんつくります!