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育休中に読みたい本10選

私は小さい頃から本好きで、特に小説をよく読んでいましたが、ビジネス書や教養書の類は、読まず嫌いで過ごしてきました。

しかし、第二子の育休中に出会った「ライフシフト」をきっかけに本の面白さに目覚め、1月~9月の間に約90冊の本を読み漁りました。

特に育休中は他者との会話量が減り視野が狭くなりがちなので、私にとって育休中に様々な本の世界に触れられたことは財産になりました。

育休中の方に特にオススメしたい10冊を、A. 読み応えのある本、B. 読みやすい本に分けて紹介します!

1.生き方・働く意義

①ライフシフト(リンダ・グラットン):A

・人生100年時代にどんな世界が待っているのか、どんな働き方が必要となるのかイメージできる本。ワーキングマザーは相当意識しないと無形資産が枯渇すると感じた。

・刺さったキーワード:「無形資産(健康・人脈・パートナーシップ)」「変身を続ける」


②イノベーション・オブ・ライフ(クレイトン・M・クリステンセン):A

・幸せなキャリアや生き方に関して論じた本。ワーキングマザーは資源(時間・労力)を色んな方面に配分する必要があるため、意識してどこに配分するか?という考え方が参考になった。

・刺さったキーワード:「幸せなキャリアを歩むには"報酬"だけでは不十分で、"やりがい・自己成長・働く意義"が必要」「自分の持てる資源を意識してどこに配分するか?」「成功した新規事業のほとんどは当初の戦略を断念し方針転換」「経験の学校(仕事での挫折・ストレス・新規事業など)」


③Mission(岩田松雄):B

・"子供を預けてまでやりたいと思える仕事をしたい"と考えていた頃に出会った本。心が洗われる。

・刺さったキーワード:「企業は何のために存在するのか?→世の中を良くするため」「企業のミッションの大切さ」「良いリーダーは良き説明者」


④自分のために生きる勇気(白木夏子):B

・エシカルジュエリーHASUNA創業者の著作。勇気をもらえる本。

・刺さったキーワード:「もどかしさ=今の状態は嫌だ」「中途半端でも発信することで自分のやりたいことが分かってくる」「正しい山に登るルートは何でもいい」「世の中の8割は保守的。説得しないでやってみせる」


2. 会社組織・働き方

⑤チームのことだけ、考えた。: B

・ワーキングマザーは会社内ではマイノリティになることが多い。ワーキングマザーをはじめ多様な社員を生かし良いチーム・組織を作るには?を考えさせられる本。

・刺さったキーワード:「良いチームワークとは?→単に成果物が多いだけではない」「自社にはダイバーシティが元々存在しており、一律的な規則をなくすことで個性が発揮される」「制度を生かす風土作り」


3.女性・ワーキングマザーとしてのキャリア形成

⑥LEAN IN(シェリル・サンドバーグ):A

・女性キャリア形成の難しさを制度面・内面的な角度から考察した上で、背中を押してくれる本。

・刺さったキーワード:「女性は一歩踏み出すべき時に引いてしまいがち」「できる女は嫌われる」「ジャングルジム型キャリア」「メンターになってくれませんか?と言うのは王子様を待つのと同じ」「キャリアマラソンで男性は声援を送られるのに女性は"辞めてもいいよ"と言われる」


⑦新・ワーママ入門:B

・大学生の両立体験を手がけるスリール創業者による著作。ワーママ初心者にオススメ。

・刺さったキーワード:「今は共働きで子供を育てる初めての世代」「ママが育児を上手に手放して任せる」「3年後のビジョンを描く」「上司に対して自己開示する」


4. 対人関係

⑧まんがでわかる7つの習慣(フランクリン・コヴィー・ジャパン):B

・原著よりも読みやすく図解が分かりやすい。

・刺さったキーワード:「インサイド・アウト」「リーダーシップとマネジメントの違い」「緊急ではないが重要なことを優先する」「豊かさマインド」「自分の価値観に当てはめて聞かない」「シナジーを作り出す」


⑨自分の小さな箱から脱出する方法(アービンジャーインスティテュート):B

・育児中、のほほんと過ごしている夫に対して「どうして察してくれないの」とイライラしがちだった。この本をきっかけに、自分は「箱」に入っていないだろうか??とふとした折に自問するようになった。

・刺さったキーワード:「箱に入っていると、自分の狭い視野からしか物事を見られなくなる・自分に問題があると気付けなくなる」「相手も箱に入るように仕向ける」


5. 育児

⑩ちゃんと泣ける子に育てよう:B

・長男のイヤイヤ期、赤ちゃん返りに悩まされた時期に読んで胸を締め付けられた本。

・刺さったキーワード:「ネガティブ感情を親が抱っこしながら言語化することで、子供はネガティブな感情を安心して受け止められる」

いかがでしたか?

仕事と育児の両立中は、学生時代や独身の頃に比べ、仕事でも家庭でも悩むことが増えました。

本は自分にない第三者の価値観を知る手段であり、たくさんの勇気とヒントをもらうことができます。

皆さんもぜひ読書を楽しんでみてください♪



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