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ADHDな妻とその家族の話。vol.2

ADHDと自閉スペクトラム症を
併発している妻と
その家族(私、2歳長男、0歳長女)の
日々の話です。

灯り続ける電気

ADHDあるあるのようですが、
気がつくと、
家のあらゆる所の電気がついています。

トイレはもちろんのこと、
洗面所、階段、寝室、子ども部屋など、
家中の電気がつけっぱなしです。

私は気がつくと消していますが、
またしばらくすると、ついています。

私は、電気代を気にする方ではないので、
エコの観点からはよくないものの、
妻には伝えていません。

いつ自分で気がつくのか、
と待ってみていますが、
この家に住み始めてから
2年近くが経った今でも、
一向に改善する気配はありません。

むしろ、家族が増えたことで、
より注意散漫になるのか、
電気がついている場所が
どんどん増えていっています。

これはADHD特徴である
「不注意」あるは「衝動性」の
例なのでしょうか。
注意散漫になり、消すことを忘れる。
子どもが泣くなどで、
次にやるべきことに集中してしまい、
その場の電気を消すことを忘れる。

妻がいた形跡を消して回る日々。

物が集まる場所

不思議と人が集まってくる
場所や人が世の中にはありますが、
家の中にも、
気がつくとものが集まっている
場所があります。

ウチでよくものが集まる場所は、
下駄箱の上です。

家と外をつなぐ場所であるが故に
たくさんのものが日々積み上がります。

息子が拾ったどんぐりや石、
ジュースの空きペットボトル、
通販で買ったものとそのダンボール、
全く興味が湧かないチラシ、
読みかけの本、
残暑見舞いで買ったお菓子、
子どもたちの帽子やおもちゃ、
取ったままの形のマスク。

これらが
片付けられることなく、
放って置くと
ずっと残っています。

私が気がついたときや
朝のごみ処理のついでに、
整理しています。

それぞれのものは、
それぞれの居場所があったり、
捨てられるべき場所が
あったりするわけですが、
そこに持っていかれる前に
一旦置かれて忘れられる。

子どもたちを連れて帰ってきたときは、
確かに、手足が汚れている中で、
上の子と下の子を家に上がらせるので、
バタバタするので、
一旦、下駄箱の上が活用されるのは分かります。
それがそのまま残り続けるというのは、
片付けられないの典型例ですね。

ものをあるべき場所にしまったり、
捨てたりしないと、
とても気持ちが悪い感覚になります。
おそらく、妻もその感覚はあるのかと思います。

ですが、ものが積み上がった
下駄箱の上を見ると、
どうしたらいいのかわからなくなる。

そんな状態なのかと思います。

捨てられないお出かけの思い出

家にいられない

妻は、家の中で
子どもたちに向き合うよりも、
出かけている方が
ラクと言っています。

なので、平日でも、
小さい二人の子どもを連れて、
出かけています。

家で子どもたちを見ているよりも、
心はラクなのですが、
体力的にはきついようで、
帰ってくるとやはり疲れています。

体力的な疲れをとるか、
精神的な疲れをとるか。

育児の極限状態な気がします。

上の子が家の中をめちゃくちゃにしたり、
危ないことをして諭してもやめなかったり、
下の子がなくと、上の子も抱っこと言い出したり。

確かに、家の中にいると、
気が休まらない状況になるのは分かります。
出かけると、これらの状況のほとんどは、
解消されますね。
子どもはなぜか、
外にいると家の中にいるときよりも、
おとなしい気がします。

これはADHDではなく、単なる育児の話でした。

ADHDと育児疲労の重ね合わせ

日々、ADHDを学び続けて、
より妻を理解できるようになれば。

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