老人ホームは憂鬱だったので退去した話
歳を取れば老人ホームへ入居することを考える人が多いです。一番の理由は「子供に面倒かけたくない」ということでしょう。あとは「自分の健康不安」ですよね。今日ご紹介する男性は、高級老人ホームへ入ったけど、2年で退去した人の話です。
ロックバンドを演っていた人ならだいたい知っている「平野 悠」さん79歳。ライブハウス新宿ロフトの創設者です。
「老人ばかりで話が合わない」というのが退去した一番の理由のようです。笑えますよね。自分も年齢的には十分老人であるのに、同年代の人と話が合わなかったそうです。
横揺れの演歌 VS 縦揺れのロック
ロック畑で生きてきた人は、私の感覚では演歌は真逆に位置し、交わることのないジャンルだと思っています。最近になって一部、交わる人が出てきましたが、まだごく一部の話です。
ロックと演歌はそもそもリズムが違います。それは音楽理論の話ではなく、生き様の話です。ロックは活気があり熱気に溢れる音楽です。一方、演歌はしっとりと落ち着きを感じます。中には違うイメージの曲ありますが、あくまでも私個人の感想です。
もうひとつ私の感想ですが、ロックは激しく縦に弾むイメージで、演歌はゆったり横に揺れるイメージです。どちらが好みなのかによって、血の騒ぎ方がまったく変わります。
ロック魂で生きてきた人は、老人ホームには向かない人間なのだ
今回の映像を見て思ったのですが、ロック好きの人は老人ホームには向かないと感じました。ロックが好きな人は、生活そのものにも魂の影響を受けているはずです。考え方や生き方に大きな影響を受けていますから、こじんまりとした空間に収まることを嫌がるのではないでしょうか。
これはあくまでも一部の人の話かもしれません。ロック好きでもパッション弾けるような生き方ではない人もいるでしょう。演歌好きでも熱い人もいます。あくまでも一部の人を見た、個人的感想です。
だから私も老人ホームに入ろうという気がしないのだと改めて思いました。いま私が働いている高齢者施設に置いてあるCDは「演歌、唱歌、童謡」です。ロックもジャズも置いてないです。
ロック最高!
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