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100歳まで生きるという想像はできますか?

先日テレビのインタビューを見ました。

「100歳の自分って想像できますか?」


年代によって答え方は様々です。

若い人は「生きられるんだったら生きていたい」と言います。50代60代になると「想像できない」と言い、70代の人に尋ねると「そんなに長く生きたくない」と言います。

ごく僅かな人のインタビューですから、それが大多数の考えというわけではありません。しかし概ね年代別では思ったような答えだと私は感じています。

若い時のような体力気力のままなら、200歳でも生きていたい!


若い時は、体が衰えていく実感がありませんから、生きられるんだったら、100年でも200年でも生きたいと思うことでしょう。

しかし中年期に入ると、体に不調を抱えるようになり、無理が効かなくなります。自分の親が老いていく姿を見て現実を受け止めようとします。人によって健康状態の差が見えるので、自分がどうなっていくのか見えない不安が出てくると思います。

高齢になると体の衰えも顕著に感じますから、これ以上できないことが増えていく自分が嫌になることでしょう。これからさらに衰えると考えると、もう長生きしたくないと思っても無理はありません。

老いていく自分を、仕方がないとするか、何とかしたいと考えるか?


健康状態の良い人であっても、年と共に体は衰えていきます。親や周りの人を見ていても十分よくわかっているはずです。衰え方に個人差はあります。老いを「仕方がない」と捉えるか、「なんとかしたい」と考えるかで、日々の暮らし方が変わるはずです。

なるようにしかならないと考えていれば、その通りに流れていくことでしょう。少しでも抗う気持ちがあれば、多少元気な時期が延びる可能性もあります。といっても200年生きられるわけではありません。

健康でいたら、たまたま長生きしちゃいました!


長く生きることを考えるのではなく、健康を保つことを考えるだけで良いと思います。「健康でいたら、たまたま長生きしちゃいました」って感じが良いと思いませんか?

一口に100歳と言っても、元気で働いている人もいれば、寝たきりの100歳もいます。同じ長生きするんだったら、元気な方が良いに決まっています。

「今まであちこち出かけて行ったから、次行くときはあの世でいいわ」と、笑いながら答える元気な100歳おばあちゃん。名言です。

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。