自由律俳句 #139
【除雪のおじさんに会釈しかできなかった】
近所に住んでいるおじさんは、
いつも、ここらへんの歩道を自前の除雪機で除雪してくれている。
とてもありがたい。
何気なく、いつもの歩道を歩いているが、
当たり前に歩けているのは、
きっとあのおじさんが、知らぬ間に除雪してくれているおかげ。
たまに除雪してくれているのを見かける。
感謝の気持ちを伝えたいが、
タイミングとかのせいにして、なかなか言えていない。
この前もそうだった。
「いつもありがとうございます」
ただ、それだけを言えばいいのに、
除雪機の音が大きくて、躊躇ってしまった。
とりあえず会釈だけをした。
おじさんも気付いてくれて、会釈してくれた。
「いつもありがとうございます」
これは練習。
今度はしっかりとお礼を言おう。
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