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「home sweet home」マガジン

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ホタルライトヒルズバンドNEW ALBUM「home sweet home」にまつわる物語を紡いだ特設ページ!
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episode03_This is my life & you

2023年12月12日〜15日、西荻窪タペンススタジオ。 home sweet homeのレコーディングがスタートした。 今回はデモ段階から入念に構築をして、プリプロダクションもしっかりと行えた。 それぞれにやるべき仕事、描くべきラインが見えている録音はとても風通しが良い。 本レコーディングはメンバー4人だけで行うことになったが、積み重ねてきたプリプロにはバンドITAZURA STOREのキーボーディストYURINSHIがほぼほぼ参加をしてくださって、お陰様で楽曲のコアになる

episode2_home sweet home

まだまだ信じられない暑さが続いていた2023年9月。 信頼するレコーディングエンジニア高津さんに連絡。 「高津さん、お待たせしました・・・やっと出来ました・・・」 実は1年前にもレコーディングスケジュールを一旦相談してはリスケジュールしていただいていて。 ようやくここまで船を漕ぎ着けた。 高津さんとホタバンは、旧作では「センスオブワンダー」や「スピカ」の録音をご一緒した歴史があり、とにかくバンドメンバー全員が”この人にお任せすれば間違いなくカッコいい仕上がりにしてくださる

episode1(後編)_TOBIRA

「心の声に耳を澄ます」 TOBIRAというプログラムに参加してこの事を意識し続けた4ヶ月間は、本当にかけがえのない時間だった。 参加された方々とのトークセッションから様々な想いが導き出され、また様々な心の声を聞く中で、一つの言葉にたどり着けた。 「なんてことない孤独なんてない、僕たちは一人じゃ生きられない」 相対化出来るものではない、それぞれの孤独やかなしみと向き合えた時、はじめてTOBIRAは開く。 そのTOBIRAの先で、今度は大切な誰かの心と、心の声と向き合う。

episode1(前編)_TOBIRA

チームミーティングを終えてからというもの、「LIFE IS NOT END(仮)」の完成に向けて追い込みをかける日々が始まった。 個人的な作曲方法として重要なのは、曲の種となるデモが出来てから とにかくいろんな環境でその音を聴いてイメージを膨らませる段階。 電車や車の移動中、街の雑踏の中、近所の田園風景にて、などなど様々なシチュエーションで音と言葉のミックスポイントを探す。 ずっとパワーワードとして脳裏に焼き付いていたのは冒頭歌い出し "誰もが生まれてきたくって 生まれた

episode0_LIFE IS NOT END(仮)

2023年12月12日〜15日、西荻窪タペンススタジオ。 僕たちホタルライトヒルズバンドは4日間に凝縮されたNEW ALBUMのレコーディングを無事終えました。 ここに辿り着くまで、思い起こせば様々な紆余曲折がありました。 遡ること2021年5月。 「金魚のジョン」「ラブソングス」 この2曲を中心とした活動10周年記念アルバム「SING A LONG」をリリースしたのは新型コロナウイルスによる影響がまだ色濃く世に残る時期。 ライブ環境の状況も一進一退を繰り返す中で、バンド活