マガジンのカバー画像

ロゴトレーニング

991
運営しているクリエイター

2018年8月の記事一覧

アイデアの筋トレ 91日目

アイデアの筋トレ 91日目

アイデアの筋トレ No.91

刀 その66

“太刀 山鳥毛一文字(山焼毛)”

〜由来・逸話〜

刃文がまるで山鳥の羽毛を並べたような細やかな模様になっているため。
また、遠山の夕べの山やけの景色ににている為とも言われている。

上杉家にあった時は“山焼毛”といわれていました。
多分、遠山の山脈と山鳥の色に合わせていわれていたのだと思います。

山鳥はとてもキレイに羽が並び尾が長いキジ科の

もっとみる
アイデアの筋トレ 90日目

アイデアの筋トレ 90日目

アイデアの筋トレ No.90

刀 その65

刀 岩切海部

〜由来・逸話〜

岩を斬った為、この銘がついた。

そのままですね。

海部(かいふ)は、阿波海部の氏吉の作だからついたと思われる。
徳島県海部郡のことで行った事は無いのですが調べてみると海が綺麗なところでした。

〜イメージ〜

・岩
・海
・斬る

この3つからイメージを膨らませてアイデア出し。
海の表現は悩みました。

もっとみる
アイデアの筋トレ 89日目

アイデアの筋トレ 89日目

アイデアの筋トレ No.89

刀 その64

“妖刀 蜥蜴丸”

〜由来・逸話〜

民話に登場した妖刀。
その刀身を見た者は不幸になるという。

話としては、

集落に住んでいた平家の子孫が蜥蜴丸という名刀を持っていた。
その集落で“村の下の川に怪物がいる”と噂があり、この子孫は蜥蜴丸を携え退治に向かう。
しかし、怪物に先に気付かれ刀を抜く間もなく死を覚悟した。
すると、刀がひとりでに抜

もっとみる
アイデアの筋トレ 88日目

アイデアの筋トレ 88日目

アイデアの筋トレ No.88

刀 その63

“刀 波泳ぎ兼光”

〜由来・逸話〜

龍の彫り物があたかも波間を泳いでいるように見える為とされる。

この刀には“降り龍”の彫り物がされている。
刀の彫り物によくある倶利伽羅ですね。
その彫り物が波間を泳いでいるように見えるという事だと思われます。

〜イメージ〜

・波
・波間
・海
・龍

由来の要素をベースに考案しました。

波の下を

もっとみる
アイデアの筋トレ 87日目

アイデアの筋トレ 87日目

アイデアの筋トレ No.87

刀 その62

打刀 五月雨江(さみだれごう)

〜由来・逸話〜

五月雨の季節にこの刀が打たれまるで霧のように美しいことからという。

五月雨とは、今の梅雨の時期に当たります。

そして、江とは“郷義弘”の江戸時代以降の通称です。

他にも、
五月雨の時期に郷義弘に極められたから
とも
油の塗り込み過ぎで油ジミができ常に刀身が霞んで見えたから
とも言われていま

もっとみる
アイデアの筋トレ 86日目

アイデアの筋トレ 86日目

アイデアの筋トレ No.86

刀 その61

刀 濡れ燕

〜由来・逸話〜

濡れ紙を一まい空にほうり投げて、見事にふたつに斬る。その切った紙の先が、燕の尾のように二つにわかれるところから、濡れ燕。

今回は少し番外編ですが、小説に登場する丹下左膳の愛刀。
つまりこちらは架空の刀になります。

昔、時代劇が好きで記憶の片隅にあった丹下左膳。

隻眼隻腕の浪人。
利き腕ではない腕が立つ。

もっとみる
アイデアの筋トレ 85日目

アイデアの筋トレ 85日目

アイデアの筋トレ No.85

刀 その60

ついに60振に来ました。
長かったような短かったような。

自分の色や足りないものが見え隠れ。
まだまだこれから。

“太刀 瓶割刀”

〜由来・逸話〜

三島神社に賊が押し入った際、瓶に潜んだ賊を瓶ごと切ったことから「瓶割刀」との名が付いたという。

一刀斎が鬼夜叉と言われていた頃の逸話だという。
一刀斎とは、伊藤一刀斎のこと。
戦国から江戸時

もっとみる

アイデアの筋トレ 84日目

アイデアの筋トレ No.84

刀 その59

“太刀 姫鶴一文字”

〜由来・逸話〜

磨上げに出したところ、夢に姫が現れ磨上げしないよう懇願された。
姫に名を尋ねると「鶴」と答えた。
そこで謙信にこの不思議を言上し、磨り上げは中止されたという。
その後「姫鶴一文字」と呼ばれた。

上杉謙信の愛刀
姫が磨かないで欲しいと懇願した理由は不明ですが、もしかするとこの刀がもっとも綺麗な状態だったの

もっとみる
アイデアの筋トレ 83日目

アイデアの筋トレ 83日目

アイデアの筋トレ No83

刀 その58

“太刀 面影”

〜由来・逸話〜

刀身に顔がはっきりと写ることから面影と名付けられた。

面影という言葉とは意味合いが少し違いますが、これはこれで綺麗な名前ですね。

叩き上げられ、磨き上げられた結果の美しい姿が想像できます。

同銘の刀で由来が違うものがありますが、それはまた違う機会に。

〜イメージ〜
鏡・面影
鏡に映ったイメージ

〜最

もっとみる
アイデアの筋トレ 82日目

アイデアの筋トレ 82日目

アイデアの筋トレ No.82

刀 その57

“刀 火車切(藤嶋友重 作)”

〜由来・逸話〜

徳川家康に仕えた「松平五左衛門」こと大給松平家の松平近正が、従兄弟の葬儀に参加した際に、雷鳴が鳴り響き雲の中から現れ遺骸を奪おうと現れた火車の腕を抜き打ちに切り落としたという。
この時に「火車の爪」と思しきものが血だまりの中に落ちていたため、刀を「火車切」と名付けという。

まず、いつもと名前

もっとみる
アイデアの筋トレ 81日目

アイデアの筋トレ 81日目

アイデアの筋トレ No.81

刀 その56

脇差 鷹の巣宗近

〜由来・逸話〜

山中の大樹の上から光が差すので登ってみると、鷹の巣があったという。
その巣の中に脇指があり、それ故に名づけたという。

どこの国かはわからない。

日本である事には変わりはないのですが逸話な為、国は分かりません。

名前自体はストレート

この刀の時代、鷹の子を取った後に巣の中に刃物を入れておく習慣があった

もっとみる
アイデアの筋トレ 80日目

アイデアの筋トレ 80日目

アイデアの筋トレ No.80

刀 その55

打刀 へし切長谷部

〜由来・逸話〜

観内という茶坊主が失敗を犯した。
観内は台所の御膳棚の下に隠れたという。
棚の下では刀を振り上げて切ることができず、仕方なく棚の下に刀を差し入れあてたところ、たいして力を入れることもなく胴体ごと「へし切って」しまったという。
恐ろしいほどの切れ味の名刀。

織田信長の愛刀。

実際そんな斬れ味のものが存在

もっとみる
アイデアの筋トレ 79日目

アイデアの筋トレ 79日目

アイデアの筋トレ No.78

刀 その54

太刀 太郎坊兼光

〜由来・逸話〜

愛宕山に奉納されており、祀られている“愛宕太郎坊天狗”から名付けられたと思われる。

この刀の来歴がすごい。
織田信長から明智光秀に渡り愛宕山に奉納され、それを秀吉が別の刀と引き換えに引き取ると言われている。
その際に、名付けられた。

〜イメージ〜
天狗をイメージしました。

〜最終案〜
翼を広げた天狗

もっとみる
アイデアの筋トレ 78日目

アイデアの筋トレ 78日目

アイデアの筋トレ No.78

刀 その53

太刀 牛丸(月影)

〜由来・逸話〜

荷駄を置いた牛を真っ二つにしたという。
後鳥羽院の御剣となり「月影」と名付けられたという。

写真ものこらず、有名ではありませんが、後の名前が美しいので選んでみました。

ちなみに、月影の由来は分かりません。
ただ、とても重かったらしくもしかしたら大太刀だったかも知れません。
そして、刀身が月の影に似ていた

もっとみる