スクリーンショット_2019-04-17_13

お菓子の美術館

タイトルの通り、今日取り上げるのはお菓子の美術館。

でも、色んなお菓子を集めた訳ではありません。

展示されているのは1種類のお菓子だけ。

アメリカではかなりメジャーらしいチートスという、
チーズ味のスナック菓子。

独特な形をしたこのスナックは、1つとして同じ形のものは存在しないそう。

そんな特徴を利用して、消費者にチートスを何かの形に見立ててもらう
キャンペーンを行いました。

その名も、「チートスミュージアム」。

オンライン上で募集された作品は人気投票が行われ、
上位のものは実際に美術館で展示。

さらにはアートオークションで作品として販売したそうです。

数百円のお菓子が数千倍、数万倍に化けるかも。。。

アメリカン・ドリームを感じる施策でした。

===========================================

Cheetos Museum / Cheetos (2016)

【クライアント】
Cheetos / アメリカのスナック菓子

【参考URL】
https://vimeo.com/222585456

【想定オリエン / 目的】
チートスを使った話題化施策をやりたい

【想定ターゲット】
あまりチートスを食べなくなった若い世代

【想定インサイト】
チートスには同じ形のものが存在しない

【想定コアアイデア】
珍しい形のチートスを収めた美術館を作る

【エグゼキューション】
「象の形」や「自由の女神」「キリン」など、何かの形に見える
チートスを募集。
集まったものをサイトに掲載し、その中から選ばれたものを
ニューヨークの美術館で実際に美術品として点字。
eBayでも出品する。

【所感】
一見同じような形に見えるものの個性に着目し、
スナック菓子を食べるという行為に付加価値をつけた点が面白い。
最初から実際に展示するところまで提案していたのか?

もし、スキ、フォロー、サポートなどお心遣い頂けると すごく嬉しいです!