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文学フリマの感想を、少しずつ読み進めている

文学フリマの感想を、少しずつ読み進めている。


実際に出展した人は
実際にお客様として参加した人は
どんなことを感じたのかを知るのは
なんだかちょっと、怖かった。

だって、わかるんだ。


絶対、熱量がハンパないことを。

そんなこと、聞かなくても、調べなくてもわかる。
そしてやっぱり、たまたまサジェストされた記事を読むたび
そのものすごい熱量と、圧倒的な文学的感想が目に飛び込んできて
自分とはなんなのかを、問われる。少し。

だからガツガツいろんな記事を飛び回ることはできないから
直感的にいまの自分が触れても大丈夫な熱を探って
少しずつ、少しずつ、読んでゆく。

それでもすごい。
みんなすごい。
文章力というか、表現力。

「感想」なんておこがましい。
どれもこれも「表現」だ。

ときに輝いて見えたり
ときにノスタルジーを感じさせたり
ときに大きな喜びに包まれていたり
ときに切なさを感じさせたり

すごいな、すごい。
あれ、自分って、なんだっけ。

良くないときの自分が現れて、比べてしまう。
そして自分を蔑んでしまう。
そう感じるのも、自分らしさ。
上手に付き合うこと。


誰かの感想をファボして
あわよくば繋がりができないかな、と
思う気持ちも少しあるけれど
なんだかnoteは上手くいかない。

有益な情報が評価される世界なんだろうか。
ゴリゴリ調べてフォロワーどんどん増やして
なんてこともやろうと思えばできるのだろうか。

僕は、そんな気持ちになれない。弱い。
それでも自分に興味を持ってくださった人と
手を繋ぐことができたりするんだろうか。

読んでくれただけでも感謝だけれど
繋がりが生まれたら、ただただ有難い。

まだ先は長い。
自分も文学フリマ、出展を目指すんだ。
その日まで、地道に、少しずつ進んでいこう。

また訪れた「書きたい気持ち」を
手放さないように。


文学フリマの熱はもうすでに落ち着いているかもしれないけれど
感想をじっくり書いて、表現者と応援者たちの感想に目を通して
自分が触れた作品の感想を全力で書いてみたいと思う。

そして改めていま思うのは
もっと作品、買っておけば良かったなということ。

そしたら、たくさんの作品に触れられて
感想もいっぱい書くことができたのに。

それだけが心残り。
来年はもっと多くの作品に触れたい。
自分もチャレンジしたい。

またここから。
新たな物語の始まり。

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