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文学フリマへの道 『出展が決まってからの近況』

3月20日。祝日、朝、5時半。

突然目が覚めて、起きて
明らかに疲れているからもう少し寝ようと思ったけれど
全然そんな気分になれなくて
なぜか謎の「外に出たい」欲求がすごくあって
よくわからない感情に従って着替え、Macを持って外に出る。

久しぶりに朝焼けを見て、少し海沿いを散歩してから
家に引き返したら絶対に何もせず終わってしまうと思って
その足で早朝のファストフード店へ。

おはようございます、やまざき想太です。
コーヒー片手に、この文章を書いています。

あまりにも書くことから離れていたので、少しだけ近況を。

吉報を知ったのは、3月7日の0時過ぎ。
寝る直前になって、ふとGmailを開いたら
「出店料お支払いのご案内」とあって。

その瞬間、久しぶりに、ちょっと大きな声が出た。
すぐに支払いを済ませる。

「文学フリマ東京38」に、出展が決まった。

ああ、文学フリマに、本当に出展するんだ、と。
大きな喜びと、まだ一冊も出来上がってない僕で良いのかという不安と
本当に5月までになんとかなるのかという不安と、不安と、不安。
不安の方がどんどん大きくなって。

いよいよ、やらないと、になった。
「出展キャンセル」もあったかもしれない。
他にも出たかった方で、抽選漏れされた方もいて
結果として、僕は出展できるチャンスを頂いたから。

たとえ今、自分がどんな状況に置かれていたとしても
なんとかして、どうにかして、乗り越えて
そして本も作って、ちゃんと表現した姿で、イベントに出たい。

2024年1月1日に宣言したことは
ひとまず5月にカタチになることが決まったんだ。


そして、近況として。
かなり絶望的な状況の合間を縫って
アイデアベースで進めています。

「安心」からかけ離れた状況下で
本づくりをするのが困難なことを知った。

これもまた物語だし、経験だし、体験。
ちゃんとストーリーの流れのひとつに昇華していこう。
と、言い聞かせて、毎日を踏ん張っています。

具体的な本づくりは1冊目がカバーとタイトル以外ができていて。
その根本となる部分が決まらずに止まっている。

そしてなぜかそこを宙に浮かせたまま
2冊目、3冊目のアイデアが降りてきて。

カバー案だけは、現状4冊分あるので
これから本文に着手するタイトルを確定させて
なんとか最低でも5月のイベントまでに2冊か3冊は
間に合わせられるようにどうにかしたいな、と、思ってます。

イメージとしては3冊とも、とてもシンプルな "言葉集" になると思っていて。
ワンメッセージで言葉を紡いで、受け取った人の何かしらの思考を刺激するような、余白のある本になるイメージ。

僕自身そういう本が好きだし、そういう本を作りたかった。
僕が「好きだな、この表現」を、追求したものにしたい。


あと、これは本当にまだアイデアベースでしかないのだけれど
超初心者向けにDTPサービスを展開できたらなと、考えていて。

表現したい文章やイラストはできるけれど
それをDTPに落とし込む時にどうすればいいかわからない人や
いつもより少しDTPこだわりたい人たち向けに。

僕ができることで
誰かの助けに1ミリでもなることってなんだろうって考えたときに
今までの編集経験とか、デザイン経験とか、少しでも活かせたらなと思って
それ自体を体系化して、誰かに提供できないかな、と。

自分の「やりたいこと」「やってみたいこと」が
そういうことだった、というだけのこと。

たくさんを相手にするつもりはないし
出来る人からすれば「なんだよそれ」っていうレベルだけど
それでも「必要としてくれる人」がいるかもしれない。
もしもそういう人がひとりでもいたら
その人と一緒に表現してみたい。

だから、やると思います。間違いなく。
自分にできることに、チャレンジしてみたい。

今回の文学フリマへの出展が、まさにそれだから。


波乱万丈の文学フリマへの道。
目指す5月まで続きますので、よかったら
少しでも興味持って頂けたら幸いです。

次の更新のときには、少しでも良い報告ができますように。
では、また。

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