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春の匍匐性雑草が枯れた後の夏草の生え方

6月3日、大雨で一時、見沼菜園クラブは冠水したようです。

その後、6月上旬~中旬に移るあたりから、春の匍匐性雑草が枯れていきました。

実は、この春、あまり春草を取りませんでした。どうせ春草は6月頃には枯れるし、枯れれば地を覆ってくれる、夏草が生えてくるのを防いでくれるだろうとみていたからです。

実際、例年4-5月は、次々生えてくる草を取るのに追われ、なかなか野菜の栽培に手が回りきらない事が多かったのですが、今年は、いつもより「手がかけられた」と思います。

春草を取る事よりも他の事に力を注げたのでしょう。

反省点は多いですが・・・

とにかく、「春草取らない作戦」はまぁまぁ、成功したようです。

さて、春草が生えていると、メヒシバやエノコログサのような夏のイネ科雑草が生える余地がありません。

2月から3月頃に種まきした春野菜・・・大根とか小松菜とかカブとかの畝も野菜が占有していて、あまり夏雑草が生えてきません。

夏雑草が生えてくるのはどこかと言うと、3月末から4月頃に植付けをした畝・・・里イモとかオクラとかトウモロコシとかの畝です。

3月中旬以前に種まきや植付けをした畝の場合、夏草が生えやすくなる時季の前に野菜がある程度育って占有しています。

3月末~4月以降に種まきや植付けをした畝では、野菜が育つ前に夏草が生えやすい時季を迎え、メヒシバ等の草とりが問題になってきます。

ただ、オクラやキュウリなどの畝は、スベリヒユを取らず、他の草を取るようにしているとスベリヒユが畝の地面を占有してくれるようです。

スベリヒユはあまり背が高くならず、オクラやキュウリの生育を妨害しないので、「リビングマルチ(ポリのマルチシートの代わりに草で地面を覆う方法)」として機能してくれているようです。

さて、春草が6月中旬に枯れた後、春草が地面を覆っていて、メヒシバなどはあまり生えてきませんでした。

ただ、この間、少しづつ分解しだした枯れ春草の隙間からイヌビユが生えてきているようです。

イヌビユはこの時季、「あっと言う間に」背が高くなって、畑を「ジャングル化」してしまいます。

7月半ばには、人の背丈を超えるほどに生長します。

そこで春枯れ草の隙間からイヌビユが生えてきているのを見つけると、片っ端から抜くようにしています。

けっこう生えてくる速度が早いので大変なのですが・・・

イヌビユはジャングル化する程、生長したのを7月に一度刈払機で刈ると、その後、あまり生えてこないようです。

メヒシバやエノコログサは生えてきます。

思うに、イヌビユはある程度、「湿気」がないと生えてこないのではないかと思います。

夏場に雨が降らず、高温で土が乾きやすい環境では生えにくいのではないでしょうか?

もしかすると、僕が知らないだけで、世間にはイヌビユやメヒシバの発芽条件についての研究結果があるかもしれません。

雑草生態学の勉強が全然追いついていません。

昨日(6/28)は最高気温33.6℃でした。本日(6/29)は34℃の予報が出ています。

どうも、30℃を超える真夏日どころか猛暑日とされる35℃の線に近づく日も出てくる模様です。

7月中旬、「ドンヨリ」、「ジメジメ」状態を脱して、「カンカン照り」状態のなってくると、連日35℃以上の猛暑日になるのではないでしょうか?

この高温環境下、果たして、夏野菜はどのように育つのでしょうか?

「5枚目の数字づくり」、本日のお題は、3、11、4、12で3を作るです。


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