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韓国、中国 or 日本人?

■ベトナムへのFDI増加傾向。
・最近のニュース(2024年3月29日付)、「ベトナムへの外国投資総額(FDI)は引続き増加傾向、2024年Q1(第1四半期)9345億円(前年同期比13.4%増加)」。
・投資計画省外国投資庁(FIA)情報によると、「上述のうち新規登録資本は7224億円に達し、644の新規プロジェクトが投資登録証を取得しており、登録資本は57.9%増、新規プロジェクト数は23.4%増」であった。

■加工・製造業の総投資額5952億円。
・海外投資家は21業種のうち17業種に投資を行い、「最も多くの投資を集めたのは加工・製造業で総投資額は5952億円(登録総投資額の約63.6%)、前年同期比1.3%減少」した。
・「不動産業が第二位で総投資額239億円(登録総投資額の約25.6%)に達し、前年同期比約2.1倍に増加。不動産産業の次には卸売・小売業、専門・科学技術活動などが続いた」。
・また、「海外投資セクターの輸出は引続き増加し、2024年Q1に1兆8629億円の輸出超過(原油を含む)を達成。これは、国内企業セクターの輸入超過を補い、全国輸出1兆147億円の黒字化に貢献した」。

■FDI増加≒外国人増加。
・余談、ベトナムにおける海外投資家はシンガポール、香港、日本、中国、韓国、欧州、米国等となり、外資が入り込めばベトナムの主要都市には様々な国の人々や言語を見聞きする機会が最近は特に多くなった。そして外国人は英語でベトナム人とコミュニケーションを取るため主要都市で働くベトナム人は英語を話すチャンスも多く、英語スピーカーの割合が高まったように感じる。
・一方、私は日本人だがベトナム人から見たらアジア人は皆同じに見えるのだろうか、中国語や韓国語で話しかけられる事も昔に比べたら多くなった。また初めて会ったベトナム人と言葉を二、三交わしただけなのに次の瞬間国籍を問われる事はしょっちゅうだ。判を押したように何時も見事に以下の順番で問われるのだ、「韓国人」、「中国人」、漸く最後に「日本人か」と聞かれる。
・この順番には諸説あるがその理由は、韓国人に「日本人か」と聞けば「俺は韓国人だ」と返され突然殴られた、中国人に日本人かと聞けば「(ケンカ口調で)ノー」と言われる、なんてエピソードを聞いた事がある。なのでベトナム人は殴られないため、自己防衛のためにまずは「韓国人か」と国籍を尋ねるのだ。日本人に「韓国人か」と言っても突然日本人がその人を殴る事はない。
・もしベトナムでバイクやタクシーに乗られる機会があれば運転するベトナム人は高確率で「韓国人(ハンクォック)、中国人(チュンクォック)、日本人(ニャッバン)?」と見事にこの順番で私たちの国籍を確認してくるだろう。

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