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どく

最初から知っていた、あなたの心には私の居場所がないと
だからこそ、少しずつ、微かにでも
記憶の糸を紡ぐ

数日ごとに繰り返す同じ言葉は
微量の毒のように
あなたの意識の隅に静かに滲み込み、こべりつくように
何かが起こるたび、ほんの一瞬だけ
その存在を思い出させる

そんな私を、どうか許して
あなたの世界の片隅に、静かに息づかせて


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