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護られていました

夜勤明けでヘロヘロになりながら
自宅を目指して歩いていました

角を曲がり
うちのマンションが視界に入ると同時に
この時間にいるはずのないパートナーと
うちのマンションの管理人さん2人が
これまたうちの車を押しながら
ワチャワチャやってる光景が…

駐車場のチェーンゲートの前で
ワチャワチャ
しかも、チェーンゲートが降りてないのに
車が前進してる!?

なにやっとんじゃぁ〜💦

で、パートナーの様子がおかしい
汗だくで、意識朦朧と言っても過言でないほどで
「ブレーキ!ブレーキ!」と管理人さんが
叫んでも、パートナーの反応が鈍い

マジか!脱水?熱中症?知らんけど…

夜勤明けでたまたま出くわしたこの珍事
何が起こっているのか理解出来なかったが
状況がヤバすぎて仕事のバッグを放り投げ
管理人さん達とヒーコラ車を押して
ひとまず邪魔にならない位置まで寄せた

意識朦朧のパートナーいわく
仕事へ行こうと車に乗ったらエンジンかからず
押しながらチェーンゲートまで来たが
チェーンゲートのリモコン操作が反応せず
そのまま、チェーンをぶった切りそうになる

そこへ恐ろしく偶然にわたくしが帰宅する

偶然とひと口に言っても
実に様々な偶然が重なり合っていた

まず、夜勤明けで珍しく定時であがったこと
それから今日はバスで帰ってきたこと
そして普段ならスーパーで買物をして
帰るのに今日はスルーしたこと
それと、途中下車して
整形外科へ行こうかと迷ったが
何となく気が乗らず、帰宅を急いだこと
極めつけは、いつもの帰宅コースだと
駐車場のチェーンゲートを目にしないまま
マンション玄関に入るのに
今日はいつもと逆側から帰宅した為
あの珍事を目の当たりにしたということ

いつものルートで帰宅していれば
珍事に気が付かずに部屋に直行したはず

パートナーは倒れる寸前
わたくしが居合わせなければ
管理人さんをはじめ周りの方々へ
更にご迷惑をおかけしたことでしょう

続く…





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