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月に一度の実家苦行が気づけば一年4か月に…

1、月に一度の「実家苦行」とお土産編

一昨年の12月、父が他界しました。その何か月も前から、叔母や叔父が遺産を狙って本当に画策してきたり、通帳を勝手に持ち去ったり、父が薬のせいでか、死を意識して言いたいことを言っておきたくなったのかは分かりませんが、母に殴る蹴るをしそうになり、姉がかばって代わりに蹴られたり。

そうまでしてかばったのに、幼少の頃から私と姉を虐待した母は「あんたにはお父さんにどうこう言う権利はないの!」と、発達障害の姉を追い込み、自殺未遂(というか本気で死ぬ気でやりまして、救急搬送された病院で医師からこの薬が効かなかったら半年ももたないですと言われた状態)をして、奇跡的に復活したり…。

私もその数年前から鬱を抱えておりましたが、ことここまでに至っては私も出張らないといけないので、父が他界する数か月前から色々な「調整」をしていました。

父がいよいよ他界して、本当は鬱的に葬儀にも参加できそうにありませんでしたが、姉が葬儀の前日に家出をして、母からは狂ったように電話がかかってきたため、スーツの調達も間に合わないまま前日にあわただしく、抗不安薬をキメて電車に乗って実家に行き、おなかを空かせた姉にLINEで近所のファミレスに呼び、姉が自殺のために家を出て連絡が繋がらなくなった時に、父から電話がかかってきて言われたことを姉に伝え、泣きながらご飯を食べて、「二人で葬儀に出よう」と約束し、実家に帰り、無事に葬儀は終えました。

それからだから、一昨年の12月から欠かさず毎月1度は数日間、実家に行き、目がほとんどみえず、一人で外出もできない老いても口と頭だけは健在の母と、発達障害でくたびれ果てている姉のお世話、家中の掃除、父の遺品整理、家全体の片づけ、姉と母が食べられそうなものを作り置きするために、実家へ行っております(私にとって実家は帰るというより、行く場所です)。

ということで、今月(3月)も行ってまいりました「実家苦行w」

不思議なもので、1年以上行き続けると「苦行感」は薄れてきます。それが「馴れ」なのか、二人が少しずつ健康になってきて言葉が変わってきた「改善」なのかは分かりませんが…。

また、1年以上通って、今回は初めて「嵐」に遭遇しました。基本は晴れ女なので、運動会や入学式、卒業式など記念日などは雨が降ったことのない私ですが、ものすんごい「雨と風」。

どのくらいかというと、ホームで電車を待つ人々が傘を指している状態ですwww

私はというと、利き腕の右腕が障害があるのに、コロコロカートを引いていくため、ポンチョみたいなカッパを被り、最寄り駅まで。

最寄り駅に着いたら脱いでカバンにしまってしまったので、どうせ濡れるんなら最初に乗りたいなと、ホームの先頭で皆様に雨が行かないように「盾」となっていました(笑)

いつも通り、乗り換えの駅にあるコンビニみたいなところに「仏壇に供える」+「母と姉が食べられそうな美味しそうなもの」を求めて行きました。

中でも多少、じゃがりこのご当地ものみたいな商品を売ってはいますが、基本的にはおにぎりやパン、飲み物など普通のコンビニのような感じです。

このお店の面白いところは、店頭に「全国のご当地銘菓」が置かれていること。しかも、毎月実家に行くときに通るのですが、7割くらいの商品は前月と違うのです。

今月は「ラグノオ ポロショコラ ちぃかわコラボ ばななミルク味」を買いました。


すみません。本当に買ったのですが、実家に着いたらすぐに仏壇に行って手を合わせ、お供えしてしまったので、写真を撮り忘れてしまいました。

私は普通のポロショコラか、ホワイトチョコ味とかで充分だし、かなりの「カロリー」なのでKALDIで本当にたまーにしか買いませんが、それにしても今回買ったのは「たっか!」と思っていました。

この投稿をするに能って調べたら、「さすまたフォーク」と「オリジナルステッカー入り」だそうで。

姉は「すみっこぐらし」は好きなのですが、「ちぃかわ」はあまり興味がなく。この「特典」自体は誰の得にもならないのですが、歯がほとんどなく、食欲もあまりない母でも食べられる柔らかさですし、姉は早速仕事から帰ったら「ポロショコラ何味??」と聞いてきたので、きっと来月行くまでには食べられていることでしょう。まぁよしとしましょう。

2、作り置き「おかず」編

今回は、「料理のリクエスト」が無くて困ってしまいました。

母はもうわけわからん人なので、食べたいものが無いと言っておきながら、私が考えて作った料理を「食べる」と言い出し、美味しかったら「もっとよこせ」と言ってきます。

逆に「これを作って」と言ってきても、「ここのこれがもうちょっとこうだったらいいのにねぇ」と嫌味を言わないと気が済まない。全く腹の立つ人でございます。

姉は姉で仕事が変わってからくたびれ果てており、少しは料理をするようになったものの、今回は母のために作ったという鍋が「腐って異臭を家中に放っている状態」でした。はぁ~(溜息)。

目がほとんど見えない母は、こういったものもそうですが、冷蔵庫の食材も賞味期限が過ぎていてもそれを食べてしまい、「おなか下している」と言っている時は、大抵冷蔵庫の中のいつも食べているものが賞味期限切れを起こしています。

家に着くと冷蔵庫を開け、期限切れのものを全部引っ張り出して並べておき(買い物前に片づけをすると私の体力がなくなるため)、料理に使う食材と欲しいと言われた食材をスマホにメモ、買い物にカートを引っ張って行きます。

今回は、「おなかの調子を整える」ことと「発酵食品と野菜」を取ってもらいたいなと、先日、他のSNSで紹介したこの料理と

「鉄分と食物繊維がめっちゃ摂れ」て、かつ「これを作っておけばアレンジが何種類もできる」というものを作ってみることにしました。

姉はめちゃくちゃ偏った食生活をしているのと、野菜をほとんどとらない、生理不順、更年期で貧血が酷く、それに加えて自殺未遂をしたため、肝臓が弱っているので、そこをケアできればと思いました。

とはいえ、アレンジはしないだろうなぁと思い、そのままでも美味しく食べられるので「基本」だけ作りました。

えのき・切り干し大根はとても鉄分に優れた食材ですが、そのまま食べても吸収効率がよくありません。「酢」と合わせると吸収効率が上がります。

また、使っている食材もえのき・切り干し大根・ねぎ・かつおぶし(たっぷり)・しょうが・酢・醤油・みりんと発酵食品もたっぷりなので、とても健康的です。

以前、シングルマザーになってしまった友達にも教えてあげると、「メニューの考案が楽になる」と喜ばれましたが、「基本」が美味しすぎてアレンジするまでに食べ終えてしまったそうで、すぐに二回目を「倍の量」で作ったそうです。

やせ細っていた彼女が目の前でもりもり食べてくれるのは嬉しかったですね。



あとは、割と我が家では定番メニューの「ナスと豚肉の味噌炒め」も作りました。

母がなぜか「牛肉は大腸がんになる」と盲信しているため、子どもの頃から「牛肉」が食卓に上がることはありませんでした。

焼肉屋さんに行くくらいでしょうか…。

「牛丼」と信じていたお料理も夕飯で何度か出ましたが、大人になってから「豚丼」だったと知って衝撃を受けました(笑)

ということで、豚肉の消費量が圧倒的に多いのですが、「豚肩ロース」しか食べたくないと母は贅沢なお口になっているので、豚肉を使った料理は「豚肩ロース」を買ってきて作ります。

ちなみに、このお料理は本当に「炒め」の方式で作ってしまうと、今の母にはナスが硬く仕上がり過ぎてしまうため、実際にはお水を少し加えて「炒め煮」にしています。

ナスをしっかりと油をいれて炒めて、お肉も少し焼き目を付けたら、お水と出汁になるものを少し加えて灰汁を引きながら、弱火でナスがトロトロになるまで煮ていきます。

そこまで行ったら、砂糖を少し入れてから火を止め、味噌を溶いて完成です。


ナスと豚肩ロースの味噌煮

味噌を変えて「麹みそ」にしたので、見えている粒々は麹のつぶです。この味噌にしてから、本当に上品に仕上がるし、母の体調もよさそうで、何より食材も柔らかくなりいい感じ♪

とはいえ、甘すぎる仕上がりになる場合もあり、今までの味噌もひそかに冷蔵庫にいて、塩気が欲しい時は高血圧の母と姉のために、塩ではなく、別の味噌をブレンドして作っています。

暖かくなったとはいえ、「汁もの」はあった方がいいかなと思い、姉に聞くと「大根の味噌汁」がいいとリクエストがあったので、それも作りました。写真はありません。

子どもの頃から、母の味噌汁にはいくつかのレパートリーがありましたが、私が好きなのが「かぼちゃの味噌汁」で、姉が好きなのが「大根の味噌汁」でした。

均等になるように、母は交互に作ってくれていたように思います。

3、姪っ子「雪ちゃん」とのお戯れと初めての爪切り

料理をしまくって、掃除も少し手を付け、姉が帰ってきたら姉に食べ物を作り、一息ついてから「姪っ子雪ちゃんとのお戯れタイム」です。

雪(ゆき)は、姉の子なので、私からは姪っ子です。

本当に姉が産んだのではないかと思うほど、「姉に似ています」(笑)

姉自身が最近くたびれ果てており、構う(放鳥)と掃除は毎日しているのですが(それだけでも偉いと思うので何も言いませんが)、雪は1歳ちょっとなので、今がまさに「遊び盛り」。

姉が構う体力がないことに不満を持っていますが、私が姉のいない時間(仕事に行っている間)に構い過ぎてしまうと、「あれ?今日いないの?」と寂しくなりすぎてしまうため、姉がいつも構う時間に私も構うことにしています。

また、私に懐きすぎても、発達障害のある姉がやきもちを焼いてしまうのでね…。

ということで、最近は「少し気が立っている感じ」の時の、シュッとした姿ばかりを見てきたのですが、私が構い、鳥語で会話を楽しみ、好きなものを上げた結果、これまで飼ってきた子達と同じように「満足してねむねむタイムになったふっくら雪ちゃん」を見ることができました。


私の腕で眠る雪

雪は♀なのですが、一人遊びが上手で、これまで7羽飼ったインコの中でも断トツ「度胸が据わってる子」です(笑)

姉がいろんなおもちゃを入れては、すぐに慣れて遊び、姉の部屋でも作ってある作品などを口にくわえて落っことしたり、自由に遊んでおりますwww

逆さまになったり、ブランコも「危険運転」するくらいなのですが、流石に爪が伸び、取れなくて宙ぶらりんになるのを見かけるのが増えたようで、姉は過去に飼った子の爪を切り過ぎて血まみれにしたことがあるため、「あんたが切って」と言ってきたので、雪ちゃん1歳ちょっとにして初めての爪きりに挑戦しました。

人間用の爪切りしかなかったので、とりあえずそれでやりましたが、血を出さずにうまくできました。

結構、先の方まで血管が通っているのが透けて見えます。

雪も大人しくやらせてくれて、とてもいい子でした。

ただ、切った後が人間の爪きりなので「スパッと」しており、雪的に気になるようだったので、自宅に戻ってからAmazonでインコ用の爪切りをポチリました。

https://amzn.asia/d/aa2rZ8w

実家宛に送り、姉には事前に「受け取ったら雪セットの中に入れておいてね」と伝えてあるので、流石に来月は切ることはないと思いますが、次の爪切りからインコ用の爪きりで切ってあげようと思います。

いつも、私が自宅に戻った後、雪が寂しそうにしているそうで、可哀想ですが私も流石に実家に住むことは出来ないため、致し方ありません。

「また来るね」と伝えてから帰ってまいりました。

頑張った自分、えらい!!!

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