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代引き詐欺を既の所で回避した話。

いやはや、噂には訊いておりましたが流石にビビり散らかしましたわ。

2023年某日真昼間、運送会社さんから不吉なLINEが届く。「お荷物お届けのお知らせ」と題して代引きのクール便が届くのだと。ささやかな贈り物か?しかし頼んだ覚えが一切ない。通販サイトの購入履歴を幾ら確認したところでそもそも注文していないのですから出てくる訳ない。家族も全員出払っていて、しかも代引きで注文なんてもうここ何年もしていない。これは一体。

すぐさま運送会社さんのカスタマー窓口へ電話。送り状番号を伝え、配送の中止をお願いする。併せて通販サイトのカスタマーサポートにも別途その旨連絡するようアドバイスをいただき、電話に次ぐ電話。しっかし結構な額を請求されたものですから正直かなり驚きました。お取り継ぎに時間を要したことからそれなりの件数、それなりの頻度で起こっているトラブルらしい。

個人宛にLINEが届くということはつまり「ある程度個人情報が割れている」ということ。致し方ないといえ、もし事情を知らない家族が慌てて耳を揃えて受け取ったりした日にゃこれ一大事です。一方的に送り付けられておいてこっちからキャンセル手続きだなんて、そりゃあんまりですわ。しかーし、アワテナーイオコラナーイ。平和的解決を尊ぶ性格で心底、良かったです。

他方、ある種の「現代病」なのか。ブラウザ検索の限界を痛感させられた。調べれば調べるほど無尽蔵に出てくる、電話番号の数々。一次情報より先に名も知らぬブロガーさんのよくわからない記事ばかり出てくる。一見わかり良いようで実に絶妙な解り辛さ、SNSから全撤退したツケがここに来て…。しかし、一度経験できましたから次は大丈夫。どっからでもかかって来い。

とはいえ最大の被害者は運送会社さんかもしれない。受取拒否からの配達→持戻→荷物の調査→返品まで、延べ4日を要してしまった。配送中止の連絡が結局現場まで届いていなかったんですよね、最寄りの配送センターに届いた時点でもう一度連絡を入れるべきだった。配達員さんに要らぬ苦労をかけただけだった、恐らく相当数の詐欺案件を同時処理していたのだと思います。

以後、それらしい荷物の受取は全て最寄の宅配ボックスで行うことにした。再発防止策。突然、同居家族から着払いの荷物が届いてしまったらそりゃあ真っ先に支払ってしまいますよね。迷いなくつい受け取っちゃいますよね。一体誰が何のために嗾けたのか知りませんがもうこんな茶番はやめましょ、誰も幸せになれません。一刻も早く平和な日々が訪れることを願います。

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