マガジンのカバー画像

続 へんな夢みた

2
自分がこれまでに見た夢を現実とごちゃまぜに書いたエッセイです。 続編のzineをつくるため、ゆるく連載しています。
運営しているクリエイター

記事一覧

肌を青色に塗って、歌う夢

肌を青色に塗って、歌う夢


どうしても美容院に行けない

年末に、やっぱり美容院が苦手なんだ、と思った。
人が後ろに立つところ、お互いあたりさわりない話してるよねって、わかり合っているところ。でも髪がちょっとだけ伸びるのも苦手だった。
美容院を予約しようとして一ヶ月経った。ホットペッパービューティーを開いては閉じていた。髪も一ヶ月分伸びた。

苦手なことがあると、初めから終わりまでシミュレーションするクセがある。ちょっと人

もっとみる
西に入るとだんだんタコになる夢

西に入るとだんだんタコになる夢


応援団長だった小学2年生の頃

私の母は里帰り出産をした。
私の叔父にあたる母の弟がつき添ってくれたらしい。
叔父は私の産声を聞いて「しゃがれた声だねぇ」と言った。
赤ちゃんから中学生くらいまでは声帯が落ち着かなかったように思う。
風邪をひかなくてもしゃがれているけれど、とにかく風邪っぴきだった。

小学2年生の運動会で、私は一生懸命応援をした。
運動会が終わり、それぞれの教室で帰りの会をする。

もっとみる