見出し画像

いい仕事しまっせホットストーン

すっかり手になじみ、もはや自分の一部のようにさえ感じられる。
愛着もたっぷり、本当にいい仕事してくれるホット(ソープ)ストーン。


東京暮らしの中で見つけた、めっけもん。
とくに「すこやか」を支える立役者として、またセラピストの仕事も手助けしてくれるよいもの=めっけもんを紹介するこのコーナー。



フィンランド大自然からの贈り物。カレリアンソープストーン

石が肌の上をすべっていく感覚は、人の手のそれとはまた違って、
何とも言えない心地よさなのである。

ほどよい重み。つるんとした表面が、オイルの上をス~っとすべる。
同時にじわじわと、遠赤外線効果により芯まで温まるような温かさがやってくる。

それは、岩盤浴や温泉に入った後に味わえるあの感覚にも似ている。


わたしが愛用しているのは、フィンランドはカレリアン地方のソープストーン。

フィンランドとは学生時代から何かとご縁があり、
この道(セラピスト)に入ったきっかけもフランシラという自然療法を広げる農園での出会いにあり。

フィンランド産と聞いただけで「いいものにちがいない!」と即購入。
大正解でした。


28億年前に生まれた、地殻変動と山の隆起とでできたエアポケットに岩の塊が流れ込み、
極度に圧縮されて出来上がったのがこのカレリアンソープストーンらしい。

その成り立ちもあってか他のストーンと違って、
蓄熱力にとても優れている。そして体の芯までじっくり温まるのです。


この写真のストーンは玄武石を使用


オイルトリートメントと合わせると、背中が芯から温まり肩の力がホッとぬける

これから始まる梅雨時は、意外と冷えやすく。
じめじめからくるだるさ、気の重さとで自律神経のバランスも崩しやすいです。

肩の力を抜いてホッとすること、背中のこわばりを拭い、背骨際を整えること。
それは自律神経のバランスを整えるにもってこいで、ホットストーンが大活躍。

お家で使うときは、お風呂の中であたためてつかったり、スープジャーを使うのも良いと思います。

わたしも出張の時や助産院での施術の際には、スープジャーに熱湯をいれてあたためて使っています。


実は幼いころから末端が冷えやすく、「寿司屋になったら?」と家族に言われていたほど手が冷たかった私。

セラピストになってから、いつもお客様へのファーストタッチに緊張していました。手が冷たいと、ビクッとされてしまうし。
それでこすって温めたり、ペットボトルにお湯を入れたものをもって温めたり。。


体質改善して冷えがなくなり気にならなくなった今も、この石で手を温めてから。最初のタッチとオイルが人肌に温まるようにしています。

握るとホッとするし、フィンランドの大自然に思いを馳せられるし。
もはやお守りがわりになってもいる。


さてさて来る夏を元気に過ごせるように、
梅雨のあいだもコツコツと自分やお客様にホットストーンを使おうと思います。

フィンランドのソープストーンはこちら
HUKKA DESIGN フィンランドソープストーン (hukkajapan.com)








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?